今回ご紹介するのは陸上女子100mハードルの福部真子選手です。
女子の短距離界の中で唯一世界と戦える可能性がある100mハードルで、日本のトップレベルで争いを繰り広げているアスリートですが、高校時代にはインターハイ3連覇など輝かしい実績も残しました。
そんな福部選手の、中学や高校時代の活躍ぶりや、日本選手権での成績、そしてかわいい!と言われる画像など、福部真子のあれこれについてご紹介していきます!
この記事で綴られていること
福部真子の年齢・出身などプロフィール
引用:https://www.pinterest.jp/pin/584905070337832997/
名前 : 福部真子(ふくべまこ)
生年月日 : 1995年10月28日(現在24歳)
出身 : 広島県
身長 : 166㎝
中学 : ※後述
高校 : ※後述
大学 : 日本体育大学体育学部
種目 : 100mハードル
所属 : 日本建設工業AC
福部真子の中学はどこ?競技種目は?
福部選手は中学入学前までは、陸上競技の他に、水泳にも取り組んでいました。
広島県安芸郡の府中町にある空城ジュニア陸上クラブにて、小学校4年から始めた陸上競技に対し、水泳はそれより遥か前の4歳から行っていましたが、5、6年生時に陸上競技の100mで県で1位になったことや、全国大会への出場も果たしたことで、中学では陸上競技1本に絞る決断をしたそうです。
そんな思いで進学した中学校は、地元広島県の府中町立府中中学校でした。
元々、福部選手は飽きっぽい性格であったと言いますが、そんな福部選手の適性を見抜いたのか、中学時代の陸上部顧問は、単に走るだけではないハードルという種目を勧めたそうです。
これが福部選手のハードラーとしての原点になったと言えますね。
引用元:https://readyfor.jp/projects/athlete-night-games-fukui/announcements/103848
そして、持前の身体能力を活かし、ハードルだけでなく混成種目である四種競技にも挑戦しています。
四種競技は、100mハードルに加え、走高跳、砲丸投、200mの4つの種目の合計得点で競う種目です。
走るだけでなく、跳ぶ力や投げる力も必要とする競技ですが、福部選手は着実に力を伸ばし、夏の全日本中学校陸上競技選手権大会では、2年時の2009年大会で2760点を獲得し、2年生としては唯一の入賞となる3位に入賞。
そして、3年時の2010年の大会では100mハードルにおいて、出場者唯一の900点台の得点を挙げる等、合計で2807点を獲得し、見事に優勝を果たしました。
また、秋に行われる世代別の全国大会であるジュニアオリンピックにおいても、1年時と3年時の二度、日本一になった経験があります。
福部真子の高校はどこ?競技成績は?
高校は、これも地元広島県広島市南区の広島皆実(みなみ)高校に進学しました。
この学校は県立校でありながら、体育科が設置されていることもあって、スポーツ系の部活動は陸上競技以外にもサッカー部・バスケットボール部・柔道部・ボート部などが全国大会の常連であり、地元の広島では「スポーツの皆実(みなみ)」と呼ばれている程です。
引用元:http://www.minami-h.hiroshima-c.ed.jp/
その中でもサッカー部は特に強豪であり、現在もプロサッカーのJリーグにおいて、相当数の卒業生がプレーしている他、全国高等学校サッカー選手権大会も常連の学校で、2008年度の第87回全国高等学校サッカー選手権大会では創部60年目にして初優勝を果たしました。
陸上競技においては、400mハードルの日本記録保持者であり、世界陸上選手権では2001年のエドモントン大会、2005年のヘルシンキ大会の2大会連続で銅メダルを獲得した為末大選手がOBに当たります。
引用元:https://www.jaaf.or.jp/fan/player/men003.html
福部選手は、その広島皆実高校で1年生時からいきなりの大活躍を見せ、全国高校総体の100mハードルを高校1年生としては歴代3位の好記録である13”74という好タイムで優勝を果たします。
そして2年時も同じ記録で連覇、3連覇というプレッシャーがかかる3年時も、それに屈することなく、それどころか、予選、準決勝共に全体のトップのタイムで決勝まで進出し、決勝も13”57の好記録でインターハイで3連覇という快挙を成し遂げました。
引用元:https://master-oshima.biz/interview/
これは現日本記録保持者でもある、恵庭北高校出身の寺田明日香選手が2005年から2007年にかけて行って以来の6年ぶりの快挙となりました。
その他にも高校時代の福部選手は、国民体育大会でも1年時に大会新記録を更新しての優勝を含む2度の優勝や、世界ジュニア代表なども経験しています。
記念碑😭🙏💕#皆実高校 #3連覇 #記念碑 #セレモニー #感謝 #がけさん #しもちゃん #つづり #広島でも #NSSU http://t.co/aMn9iDqofj
— ふくべまこ (@Fuum1028) December 24, 2014
インターハイ3連覇は前述のように、スポーツの強い広島皆実高校でも偉業として称えられ、後に石碑が作られた程です。
福部真子の日本選手権での成績は?
福部選手は、日本一を決める、日本選手権でも複数回の入賞経験があります。
2012年に高校2年生ながら初めて出場を果たすと、予選、準決勝を通過し、決勝では5位に入賞し、前年度1年生ながら高校生日本一に輝いた強さを証明しました。
しかし、日本体育大学進学後は、中国地方の広島から関東地方の神奈川という土地柄の変化もあり、なかなか思うように記録を伸ばせず、2014年大会では予選落ち、2016年には種目を変え、日本選手権では初めて400mHに出場しましたが、この年も予選落ちとなりました。
引用元:https://twitter.com/
しかしながら、4年生になって大所帯の日本体育大学の女子の主将に選ばれると、人間としても成長したのか、5月の関東インカレ優勝で勢いをつけて臨んだ2017年の日本選手権で、3位の選手と1/100秒差で、メダルまであと一歩の4位と過去最高の順位でした。
0.01秒差で表彰台を逃したけど自分の中では大きな成長でした!悔しさが残る日本選手権で良かったって思えるように、また1から鍛え直します💪!応援してくれた方々ほんとにありがとうございました!まこらしいレースができました☺️💓👌また頑張ります!つづりるいサポートありがと😭🤛 pic.twitter.com/IQXMdBPM3n
— ふくべまこ (@Fuum1028) June 25, 2017
社会人になってからも、2018年に7位、2019年に6位とここ3年間は安定して入賞を果たしています。
福部真子のかわいい画像はこちら!
福部選手といえば、166cmの長身にかわいい笑顔が魅力的なアイドル系のルックスでも評判です。
「顔が晴れるように顔(がん)晴(ば)る」を座右の銘とされているそうですが、「顔晴る」とは、「努力した結果が報われて、顔が晴れる」という意味があるとのことで、その言葉の通り、良い結果が出た時の福部選手の笑顔ははじけんばかりの素敵なものです。
そんな福部選手のかわいい画像をいくつかご紹介します。
引用:https://search.yahoo.co.jp/image/
かわいいですね!
さわやかアイドル系といった感じです!
こちらは2019年の富士北麓ワールドトライアルを制した際の動画です。
そして、こちらは2017年の関東インカレで優勝後のスタンドの応援に応えた際の画像です。
引用元:http://www.iuau.jp/ev2017/2017all-star/2017all-star/player-g.html
いずれも「顔晴る」状態の笑顔であり、とてもかわいいですよね。
引用元:https://ameblo.jp/kireina-onechan/entry-12494412387.html
これは2019年の東日本実業団の際のスタート前の画像です。スタート前の真剣さと共に凛とした美しさが伝わってきます。
引用元:https://www.nikkenko.co.jp/athlete/athlete.html
陸上競技から離れたこんな画像もあります。
勤務する日本建設工業の事務服姿でのものですが、競技時とはまた違った良い雰囲気で、美人OLといった感じです!
まとめ
福部真子選手についてご紹介させて頂きました。
福部選手は2019年シーズンは絶好調であり、春先の5月に行われた東日本実業団では13”14の自己ベストを記録し、9月1日の富士北麓ワールドトライアルでも13”13で優勝を果たし、同一年での2度目の自己ベストを記録しました。
引用元:https://ameblo.jp/kireina-onechan/entry-12494412387.html
この大会では、パソナナグループ所属の寺田明日香選手が、19年ぶりの日本記録、そして女子の日本人では初の12秒台となる12”97の記録を出したために話題を独占されてしまう形となりましたが、福部選手の記録も日本歴代7位となる好記録です。
2019年シーズン、福部選手は寺田選手に先着の経験もあることを考えれば、まだまだ伸びしろがあると言えます。
目標である東京オリンピック出場に向け、更に躍進を果たしていただきたいですね!