ここ2年間、京都府高校駅伝でも2年連続で8位以内を果たす等、力を付けてきた福知山成美高校。その福知山成美において、エースとしてチームを引っ張っているのが2年生の橋本充央選手です。
中学時代から全国レベルの競技者でしたが、高校進学後もしっかりと力を伸ばしてきました。
そんな橋本選手について、福知山成美高校で現在の活躍ぶりやや、共に陸上競技の競技者であったお父さん、お母さんのこと、そして炎の体育会TVに出演した時のエピソードや、かわいい!と話題の画像についてもご紹介していきます。
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この記事で綴られていること
橋本充央プロフィール
名前 : 橋本充央(はしもとみお)
生年月日 : 不明(2003年or2004年生まれ)
出身 : 京都府田辺市
中学 : 大住中学校
高校 : 福知山成美高校(2年生在学中※2020/1現在)
橋本充央が福知山成美高校のエースとして大活躍!
京都府田辺市出身の橋本選手。
大住中学校時代に都道府県対抗女子駅伝のメンバーにも選ばれる等、実績は十分でしたが、その橋本選手が選んだのは福知山成美高校でした。
京都府の女子の長距離の陸上競技と言うと、全国高校駅伝にも第1回から欠かさずに出場を続けている立命館宇治高校ばかりが注目されてしまいますが、福知山成美高校もこの橋本選手の入学に合わせるようにして、頭角を示すようになりました。
引用元:https://sa0209ta.com/sports/todoufukentaikojoshiekiden2020-kawaii/
この福知山成美高校自体がスポーツが非常に盛んであり、甲子園の常連で、最高成績がベスト8という経験もある男子硬式野球部を始め、女子硬式野球部やサッカー部も全国大会の常連の部活動となっています。
引用元:http://seibi-hs.jp/
また、西日本の学校としては珍しいスキー部や、女子ビーチバレーボール部といった少し変わった部活動もあります。
引用元:http://seibi-hs.jp/
そういった運動部へのサポートが大きな環境で力を付けた橋本選手。2019年の3000mの記録は9’19”71という好記録を残しました。
これはこの年の高校生のランキングとしては49位にランクインする好記録であり、同じ京都府の高校生だけに限れば、立命館宇治高校の桶谷南実選手の9’18”82に次ぐ2位の記録となります。
橋本充央の父母も陸上ランナー!?
橋本選手が実力のある競技者であることは前述の通りですが、ご両親も優れた陸上競技の競技者でした。
特に、お父様の橋本和人さんに関しては、とてつもない実績の持ち主と言えます。
引用元:https://www.facebook.com/
中学校から陸上競技を始められた和人さんは、高校は現在の立命館宇治高校の前身に当たる宇治高校に進学、この宇治高校在学中の1988年に1500mにおいて、3’48”57という記録をマークし、当時の京都府高校記録を更新しました。
この記録がどれだけスゴいものかと言えば、仮に高校生の最高峰の大会である全国高校総体の1500mの決勝をこの記録で走ったとすれば、2019年で8位、2018年で2位、2017年で7位相当という成績となります。
30年前に比べれば、人間の身体そのものに加え、トラック、スパイクシューズ等、様々な用具が、より記録が出るように進化している中で、全国で入賞できるような記録ということは、如何に和人さんの記録がとてつもないものなのかがわかります。
この和人さんの記録は、2019年の全国高校総体で洛南高校の三浦龍司選手が3’48”00という記録を出したことでようやく破られましたが、それでも、昭和時代に出された記録が、平成時代に全く更新されることなく、31年にも渡って残り続けてきたということこそが、偉大な記録であることを証明しています。
高校卒業後は、箱根駅伝10回、全日本大学駅伝11回と大学三大駅伝で計21回の優勝を誇る名門の日本体育大学に進学し、箱根駅伝では大学1年時の第66回大会から第69回大会まで4年連続での出場を果たしました。
箱根駅伝の経験基に小中生指導 京田辺で塾開講: 箱根駅伝を4度走ったプロランニングコーチの橋本和人さん(44)=京都府京田辺市大住=が、京田辺市や宇治市で、地域の小中学生を対象にした「ジュニアアスリート塾」をスタートさせ… http://t.co/aaT3CuxMuZ
— 箱根情報 (@hakone_info) April 30, 2014
1年時は7区を走り、1時間08分21秒で区間8位、2年時は10区で1時間09分22秒で区間7位、3年時は7区で1時間07分49秒で区間9位、4年時は1区で1時間04分43秒で区間11位と4年連続での出場を果たしました。
大学卒業後は実業団の佐川急便に進み、入社1年目の1994年の第38回の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に初めて出走を果たし、1区を走り、36分31秒、区間31位という結果でデビューを果たすと、第40回大会では3区を39分13秒で区間8位、第42回大会では3区を40分11秒で区間23位、第43回大会は7区を52分17秒で区間14位、第44回大会は4区を30分21秒で区間20位と、計5回の出場を果たしました。
引用元:https://www.facebook.com/
その他、個人でも関西実業団の5000mで2年連続優勝を成し遂げ、日本代表にも選ばれる等、広く活躍をしました。
現役引退後はプロランニングコーチ金哲彦氏に師事して、公益財団法人日本体育協会公認スポーツリーダー資格や、中学・高校の教員免許も取得、現在は京都府の京田辺市を拠点に活動する「橋本アスリートクラブ」を立ち上げ、プロのランニングコーチとして指導をしています。
引用元:https://www.k-hac.org/
橋本選手が中学3年時の2017年10月29日に行われたジュニアオリンピックで、橋本選手は中学校の名称である「大住中学校」ではなく、「H.A.C」という所属で大会に出場しておりますが、これがまさに橋本アスリートクラブの略称であり、お父様の運営するクラブにて陸上競技に取り組んでいたということが伺えます。
お母様の橋本(旧姓:長尾)朋子さんも、明善(現:英明)高校時代の1988年に、1500mにおいて、4’24”42という記録をマークし、香川県高校記録を保持しています。
この記録を和人さんの時と同様に、全国高校総体の1500mで走ったとすればと当てはめてみると、入賞とはいきませんが、ここ3年の2017、2018、2019年でもいずれも決勝に進出できるタイムです。
そして、この記録は現在でもまだ破られておらず、朋子さんは現在でも記録保持者となっています。
引用元:http://gold.jaic.org/kagawa/2018/2018koukou/2018koukousoutai/rel107.html
卒業後は、実業団のリクルートに入社、ここで名将の故・小出義雄監督の指導を受け、オリンピックでメダリストとなった有森裕子さんと同じ時期に同じチームに所属する等、和人さん程ではありませんが、日本のトップレベルで活躍をしてきました。
引用元:https://ameblo.jp/otomepapa/entry-11169461999.html
両親が陸上競技をされていたというだけでも、そうよくあることではありませんが、両親共に長距離種目を行っており、更に県高校記録保持者という巡り合わせは、そうあるものではありません。
このことから考えれば、その血を受け継ぐサラブレッドの橋本充央選手には、どうしても期待せずにはおれません。
橋本充央が「炎の体育会TV」に出演!かわいいと話題に!
橋本選手は高校1年生の時の2019年1月5日にTBS系列のバラエティ番組「炎の体育会TV」に出場されています。
引用元:https://www.tbs.co.jp/taiikukaitv/
この番組は、毎週土曜日の19時00分~20時00分まで放送されていて、トップレベルの競技者が「マスク・ド・アスリート」として覆面を被り、誰かがわからない状態で登場し、将来を有望視されている小学生、中学生、高校生等のジュニアのアスリートが立ち向かうという企画になっております。
この日の放送で、橋本選手は800mを走りました。
そして、この番組によって、橋本選手がかわいいという声が多くの人から聞かれるようになりました。
その時の画像がこちらになります。
引用元:https://www.catari.jp/article/detail/?id=1946
長距離の競技者らしい、所謂おかっぱ姿ですね。
そして、非常に真ん丸な人を安心させるような顔立ちをしています。これはかわいいと言われるのも納得ですね。
こちらはその対決の時の走っている姿の写真です。
一転した真剣な眼差しですね。
まとめ
橋本充央選手についてご紹介させていただきました。
橋本選手は中学時代にジュニアオリンピックで入賞、都道府県対抗駅伝の代表、全国中学生クロスカントリーの優勝を経験しています。
引用元:https://www.facebook.com/
個人のトラックに加え、駅伝というロードレース、更には不整地を走るクロスカントリーと、カテゴリーの異なる分野でも成績を残せていることも強みと言えるでしょう。
まだまだ高校2年生であり、ご両親を追い越すつもりで、今後の更なる飛躍に期待したいですね。