MGCファイナルチャレンジ女子最後の1枠は誰?名古屋ウィメンズマラソンを大予想!

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東京オリンピック女子マラソン代表争いもいよいよ佳境に入ってきました。

昨年9月に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)本戦で2枠に入り、既に代表権を獲得している、前田穂南選手、鈴木亜由子選手に次ぐ最後の1枠を決めるべく、MGCファイナルチャレンジとしての各大会が開催されています。

元々女子は圧倒的な有力選手がいなかったことで、争いがもつれることは十分に考えられましたが、実際に目の離せない状況となってきました。

そんな中、MGC本戦でも本命視されていた、「浪速の腹筋女王」こと松田瑞生選手が、大阪国際マラソンで大爆発!選定基準とされていた2時間22分22秒を大幅に上回る、日本歴代6位となる2時間21分47秒を叩き出し、一躍最後の1枠の最有力候補として頭1つ抜け出したのです。

そして、迎えるMGCファイナル最終戦の名古屋ウィメンズマラソン2020

松田選手の記録を超える選手はでてくるのか?

ズバリ大予想していきます!




MGCファイナルチャレンジで決まるオリンピック代表最後の1枠!

これまでのオリンピックでのマラソンの日本代表は、オリンピックの前年の夏に開催される世界選手権をはじめとした秋から冬にかけて行われる4つの選考レースの結果を元に、代表の3人を決める方式を取っていました。

しかし、この決め方では1つの大会で1位になっても代表に選ばれなかったり、気象条件等の理由により、速いタイムを出した競技者ではなく、遅いタイムの競技者が選ばれるなど、選考の基準に不透明感がありました。

このような経緯を経て、2020年の東京オリンピックに向けては、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)という一発勝負の選考レースで3人を決めよう、よいう流れで話がまとまっていました。

しかし、1枠だけは、選考レースで結果を残せなかったとしても、その調整能力の不安を超越する選手がいるのであれば、その競技者を選びたいという意図もあったのです。

引用元:http://www.mgc42195.jp/

そして、近年世界のフルマラソンは高速化が進んでいることも踏まえ「スピード」という観点で優れた要素を持つ者を選ぶということで話がまとまりました。

その結果、MGCの出場権を争った期間内の大会でダイハツの松田瑞生によって出された2時間22分23秒という最高記録よりも1秒速い2時22分22秒という記録がMGCファイナルチャレンジの設定記録として決まったのです。

MGCファイナルチャレンジ女子最後の1枠の現時点での情勢は?

女子のMGCファイナルチャレンジの対象レースは、2019年12月8日実施の第5回さいたま国際マラソン、2020年1月26日実施の第39回大阪国際女子マラソン、2020年3月8日実施の名古屋ウィメンズマラソン2020の3つのレースになります。

引用元:http://www.mgc42195.jp/

この3レースで、2時間22分22秒以内で走った最速の競技者(但しMGCシリーズに出場して完走又はMGCの有資格者であることが条件)が最後の1枠を手にすることとなり、誰も突破できなければ、MGC3位の天満屋の小原怜選手が最後の1枠を手にすることになっていました。

引用元:https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2019091502100042.html

1つ目の対象のレースのさいたま国際は日本人トップのTEAM R×Kの吉田香織選手は2時間35分15秒という記録で権利を獲得できませんでした。

引用元:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201912040000145.html

ただ、2つ目の大阪国際ではMGCで4位に入ったダイハツの松田瑞生選手が前半を日本記録とほぼ同じペースで入る攻めの走りを見せ、最終的に設定タイムを大きく上回る2時間21分47秒という日本歴代6位の好タイムをたたき出したのです。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200126-01260294-nksports-spo

これにより、現時点での最後の1枠の権利は2つのレースを終えた時点では松田選手となっています。

必然的に、3つ目の名古屋ウィメンズでは、2時間22分22秒ではなく、2時間21分47秒が新たな目指すべきタイムとなったのです。




名古屋ウィメンズマラソン2020を大予想!松田瑞生選手を超える記録は出るか?

大阪での松田選手の記録は素晴らしいものでしたが、3月の名古屋ウィメンズマラソンも好記録が期待できる大会です。

<名古屋ウィメンズマラソンの概要>

大会名称 : 名古屋ウィメンズマラソン2020兼MGCファイナルチャレンジ

日時 : 2020年3月8日(日)9時10分スタート

コース : 名古屋ドーム発着

ナゴヤドームを発着として名古屋市内の中心部を走ることから、大きなアップダウンがほとんどなく、ナゴヤドームを基準としてのコース全体の高低差は10m程度までに収まっており、非常に好記録が期待できます。

引用元:http://womens-marathon.nagoya/course/

事実、女子のMGCの有資格者は15人でしたが、そのうちの6割に当たる9人が名古屋ウィメンズで出場権を獲得していました。

さて、そんな名古屋ウィメンズマラソンを大予想していきます。

今回の2020年大会で、最も記録突破の可能性が高いと見られているのが、ワコールの一山麻緒選手です。

一山選手は2019年3月の東京マラソンにおいて、フルマラソンデビューを果たしたばかりですが、非常に安定した実績を残しています。

引用元:https://www.wacoal.jp/spark-angels/photo/m-ichiya/

この2019年の東京マラソンは天候に恵まれず、スタート時に雨が降っていて気温が5.7℃、それがレース中に更に下がるという、記録を狙うには非常に厳しいコンディションでしたが、2時間24分33秒と、初マラソンであることや気象条件を考慮すれば素晴らしいタイムでした。

この大会で女子日本人2位になったのは、後にMGCで優勝して東京オリンピックの代表入りを既に決めた前田穂南選手ですが、前田選手のタイムは2時間31分42秒と7分以上もの大差を付けての先着でした。

引用元:https://www.sanyonews.jp/article/972365

この東京マラソンでの一山選手の中間点の通過は1時間10分29秒で、一山選手としては2時間21分00秒を目標にしていたということです。

その後、2019年7月7日に行われた函館ハーフマラソンも当時日本歴代8位となる1時間8分49秒の大会新記録で優勝し、大阪国際の1週間前に行われた2020年1月19日の奥球磨ロードレースも、スタートから中間点までに70m程下った後に帰りは同じ道を上って戻ってくるという厳しいコースながら、1時間10分25秒という大会新記録で優勝しました。

引用元:https://r.nikkei.com/article/DGXLSSXK00189_X00C19A7000000?s=1

MGCファイナルチャレンジで何よりも求められるのはスピードです。

そういった中でハーフマラソンで記録を残している一山選手は非常に有利だと言えます。

ワコールの永山忠幸監督もチームで最も調子が良いと太鼓判を押しています。

その他の選手としては同じワコールに所属する安藤友香選手福士加代子選手が挙げられます。

安藤友香選手は、3年前の2017年の名古屋ウィメンズで初のフルマラソンを走り、2時間21分36秒という記録で走っており、これは初マラソンでの日本最高記録です。

引用元:https://www.daily.co.jp/general/2017/03/12/0009991735.shtml?ph=1

その後は自己ベストを更新できずにいましたが、前述の一山選手が大会新記録を更新した奥球磨ロードレースを1時間11分09秒で一山選手に次ぐ2位となりました。

現時点での調子は、安藤選手よりも一山選手が良いということではありますが、安藤選手の場合には自己ベストのタイムで走れば、現時点で最有力候補となっている松田選手を上回ることになり、侮れないでしょう。

福士加代子選手は、2020年1月に新谷選手に塗り替えられるまで14年間に渡りハーフマラソンの日本記録1時間07分26秒を保持し続け、また2004年のアテネオリンピック以来、前回大会まで4大会連続でのオリンピック出場を果たしています。

引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/825024

その出場種目は全てトラック種目であることも踏まえれば、福士選手もスピードという点では非常に優れたものがあります。

尚、この福士選手は大阪国際にも出場していましたが、25km過ぎで故障等があったわけでも無いにも関わらずレースを途中で止めています。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200126-00000057-jij-spo

これはこの日のレースでは設定記録を突破できないとわかったため、疲労を少しでも軽減させるために作戦的に辞めたものと考えられます。

年齢的にも2020年で38歳となることから、最後のオリンピックという思いで挑んでくることでしょう。

その他にも、高卒のルーキーイヤーで10代の女子日本最高記録保持者であり、名古屋ウィメンズは2018年が日本人2位で前回大会は自己ベスト更新での日本人トップと、このコースには相性の良いアンダーアーマー岩出玲亜選手も出場を予定しており、ダークホースと見られています。

引用元:https://www.underarmour.co.jp/ja-jp/REIA-IWADE.html

まとめ

以上、MGCファイナルチャレンジとして行われる、名古屋ウィメンズマラソンを大予想してみました。

大阪国際での松田選手の激走によって名古屋ウィメンズはリスクを冒してでもかなりハイペースでのレース展開が予想されます。

最後まで持たずに総崩れということも有り得ますが、驚くようなタイムが生まれる可能性もあり、例年以上に白熱したレースが期待できそうです。

3月8日(日)9時10分スタートの号砲が待ちきれません!




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