仙台育英高校女子陸上部で輝きを放つ高校生陸上アスリートの米澤奈々香選手。
北浜中学高時代から全国的にも名が知られていて、3年時には全日本中学校陸上競技選手権とジュニアオリンピックの2冠に輝いています。
そんな米澤選手は、将来性豊かな実力だけでなく、そのかわいいルックスも評判で注目を集めています。
今回は、米澤選手の中学時代の全中駅伝での成績や、高校進学後の成績、また強い!と噂の剣道の経歴についてもご紹介していきます。
米澤奈々香プロフィール
名前 : 米澤 奈々香(よねざわ ななか)
生年月日 : 2004年2月24日(現在15歳)
出身 : 静岡県浜松市
身長 : 158㎝
体重 : 44㎏
中学 : 北浜中学校(静岡県)
高校 : 仙台育英高校(在学中)
家族 : 祖母、両親、兄2人
米澤奈々香がかわいいと評判!
かわいいと評判の米澤奈々香選手。
その米澤選手の画像をいくつかご紹介していきます。
引用元:https://jr-athlete.jp/?p=12956
引用元:https://twitter.com/
丸顔でかわいいと言われるのも納得できますね。
こちらは中学3年生の時にジュニアオリンピックで後輩とワンツーフィニッシュを決めた後の表彰での画像になります。
引用元:http://weblog.city.hamamatsu-szo.ed.jp/kitahama-j/2018/10/00932/
左側が米澤選手ですが、このショットも笑顔がかわいいですね。
こちらは高校入学後の全国高校駅伝のときの画像です。
引用元:https://twitter.com/
まだまだあどけなさは残りますが、中学時代に比べれば大人になっていることが見て取れます。
ただ雰囲気も含めたかわいさは今も残っていますね。
米澤奈々香の全中駅伝での成績は?
米澤選手は北浜中学校在学時代、全中駅伝の予選となる静岡県中学駅伝に3年連続で出場を果たしました。
全中駅伝やその予選は、女子の場合には5人で繋ぎ、1区と5区が約3kmを走る主要区間となっており、間の2区と3区と4区は約2kmを走ります。
実力のあった米澤選手は1年時から主要区間の1区を走り区間賞を獲得し、チームも2位に入りました。
その翌年の2017年は1つ下の後輩に後に全国制覇も経験することとなる杉森心音選手が入学、これによって米澤選手は最終の5区を走ることとなりました。
引用元:https://twitter.com/
4区を終えた時点で2位に12”の差を付けて先頭に立ち、十分に優勝を見据えられる位置でしたが、静岡東中学校の1つ年下の1年生、細谷愛子選手に交わされ、僅か1”の差で全中駅伝への出場を逃すこととなりました。
引用元:https://hamamatsu-iwata.jp/bukatsu/2017/11/post_1048.php
そして3年時の2018年、この年も同じ5区を走ることとなります。
先述のように全国の2冠、更にはこの年のジュニアオリンピックでは杉森選手とのワンツーフィニッシュも果たしており、最終学年こそは全中駅伝への出場という思いも強くあったことでしょうし、実際に可能性は高いと見られていました。
この年は、4区を終えた時点では静岡東中学校とはタイム差無しの僅かな差で先頭で襷を貰います。
静岡東中学校の5区も前年と同じ細谷愛子選手でした。
引用元:https://twitter.com/
細谷選手も決して力のない選手ではありませんが、夏の2つの県大会である通信陸上競技大会と総合体育大会、更には東海大会と、全国のみならず静岡県や東海地区の大会でも細谷選手に負けたことは無く、前年より小さなタイム差でも逃げ切りは可能と考えられていました。
しかし結果は細谷選手には大きく離され16”差での2位でした。
個人で全国制覇のタイトルを獲得しながらも、このように細谷選手は一度も全中駅伝を走ることができませんでした。
特に2,3年時は、他の選手が頑張って襷を先頭で持ってきてもらいながら、自分自身が抜かれて出場権を失う、しかもその抜かれた相手は後輩であった、と非常に悔しい思いをしたことでしょう。
米澤奈々香の高校入学後の成績は?
静岡県に住む米澤選手が進学先の高校として選んだのは宮城県仙台市にある仙台育英高校でした。
この仙台育英高校は、宮城県内では長距離においては無類の強さを誇っている学校であり、全国高校駅伝には、米澤選手が入学する前の2018年までに、1992年の初出場から27年連続出場をしています。
また優勝回数も、第2位が4回、8位以内の入賞回数は3位タイとなる19回と、全国的に見ても有数の強豪校であり、米澤選手が県外から進学を決めたのも納得と言えるでしょう。
事実、米澤選手自身も仙台育英高校への進学理由を
「駅伝で活躍している学校であり施設も大きく整っている」
ということを挙げています。
仙台育英高校進学後も、一人一人の選手毎に細かく課題を与えるという釜石慶太監督の指導法によって記録を伸ばし、2019年の宮城県高校総体では留学生エスタ・ムソニ選手にも先着するかという勢いの走りを見せました。
引用元:https://mainichi.jp/miyako-oji/2019/teams/w4
1年生ながら日本人トップの2位でフィニッシュし、しかも3位の選手には20秒以上の大差を付けての走りを見せました。
尚、この時のタイムは4’22”85であり、この記録は2019年シーズンの日本人の高校生女子全体のランキングで見ても4位、1年生だけであればトップという素晴らしい記録でした。
引用元:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201905010000290.html
その後、6月に行われた東北高校総体の1500mでも、予選を組のトップで通過して決勝でも3位入賞を果たし、全国高校総体本戦への出場を決めました。
しかしながらその後はコンディション不良のために、7月の国民体育大会の県予選会も兼ねた宮城県陸上競技選手権や8月の全国高校総体をいずれも欠場することとなり、国民体育大会の出場枠も仙台育英高校の同級生に譲る形となりました。
それでも秋冬の駅伝シーズンに合わせるような形で復帰をすると、10月の宮城県高校駅伝では3区の3kmを9’24”という区間新記録のタイムで走り優勝に大きく貢献しました。
そして11月16日には、第274回日本体育大学長距離競技会の3000mで最終組の4組に登場しました。
この日の競技会の最終組には仙台育英高校の他に、大学女子長距離界でナンバーワンの実力を持つ名城大学や、前年まで実業団対抗女子駅伝で連覇を果たしていたパナソニック等、高校・大学・社会人の各世代のトップレベルの競技者が集まるハイレベルのレースとなりました。
そんな中でもラストスパートがかかってペースアップされるまでは外国人を除く日本人の先頭集団に食らいつき、9’16”93というタイムでそれまでの自己ベストを大きく更新しました。
そして迎えた12月の全国高校駅伝本戦では2区の4.0975kmを任されました。
引用元:https://twitter.com/
この区間は準エース区間で留学生等も多く集まる区間であり、区間順位は6位(日本人2位)でトップで受けた順位は3位に落としはしましたが、1位との差は僅か6”に留め2年ぶりの全国制覇にも大きく貢献しました。
米澤奈々香は剣道も強い
今でこそ陸上競技の長距離で活躍をしている米澤選手ですが、元々は中学1年生までは剣道もやっていました。
その剣道でも初段を持つほどの腕前であると言います。
陸上競技に関しても小学校1 年生から行ってはいましたが、そのきっかけは剣道で強くなるための体力を付けることが目的であり、あくまで当時のメインは剣道でした。
しかし運命の悪戯か、その体力をつけるために始めた陸上競技で、S&B杯ちびっ子健康マラソンで静岡県内では負け無しの6連覇を果たしたこともあり、最終的には陸上競技に道を絞ることを決めました。
引用元:https://www.sbfoods.co.jp/marathon/archive/2012/130320_shizuoka.html
それでも、仙台育英高校で親元を離れた寮生活をしながら記録を伸ばしていけるのには剣道時代に培った精神力が大きく関係しているものと考えることが出来、決して無駄ではなかったことだと思います。
まとめ
以上が米澤選手の紹介でした。
現在でも十分に力のある選手ですが、米澤選手は手足が非常に長く伸びやかな走りをする選手です。
引用元:https://twitter.com/
それでいて長距離選手の中ではスピードもあることから、今後更に走り込みを続けていけば、更なる記録の更新や、個人でも日本一になれる要素のある選手と言えます。
高校生活もまだ2年間残っており、この先の更なる成長に期待したいですね。