廣中璃梨佳はハーフ?帽子を被る理由は?駅伝の実績紹介やオリンピックでの活躍を予想

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低迷が続いている女子陸上のトラック長距離界で、「数十年に1人の逸材」や「日本女子長距離界の救世主」と言われ、大きく期待されているのが日本郵政グループに所属する廣中璃梨佳選手です。

高校時代から駅伝を中心に実業団選手を凌駕する活躍を見せてきましたが、実業団1年目の2019年シーズンは更に飛躍し、日本のトップレベルで戦い続けました。

今回は、そんな廣中選手について、「ハーフでは?」と噂のルックスや、トレードマークの青い帽子を被る理由、そして駅伝を中心としたこれまでの驚異的な実績やオリンピックでの活躍予想などについてご紹介していきます。




廣中璃梨佳プロフィール

名前 : 廣中 璃梨佳(ひろなか りりか)

生年月日 : 2000年11月24日(現在19歳)

出身 : 長崎県

身長 : 163㎝

体重 : 不明

中学 : 長崎県大村市立桜が原中学校

高校 : 長崎市立長崎商業高校

種目 : 中距離

所属 : 日本郵政グループ

廣中璃梨佳はハーフ!?

廣中選手はハーフなのではないか、という噂がネット上でよく見られます。

しかし、実際にはそのような確証的情報は全く無くご両親も純日本人のようです。

引用元:https://www.japanpost.jp/athlete/profile/index32.html

ただ、廣中選手をじっくりと観察して見てみると、顔の彫りが深くて浅黒く、太い眉毛と大きな目、高い鼻といった顔立ちや、日本人離れした大きな走り等、確かにハーフというイメージを持たれる要素は多くあると言えるでしょうね。

廣中璃梨佳がレースで青い帽子を被る理由は?

廣中選手と言えば、「青い帽子!」というくらい、レースの際にはほぼ必ずと言っていいぐらい帽子を被っています。

引用元:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200112001748.html

暑い夏のレースや雨が降っている場合に帽子を被っている選手はそれなりに見られますが、いつも被っている選手というのはかなり珍しいと言えます。

廣中選手曰く、帽子を被る理由「気合いが入るから」ということのようです。

そして、そのトレードマークともいえる青い帽子は、中学生の時にお母様とスポーツ用品店で購入したものということですが、これを被って大会に出た時に好成績を残したということで、ゲンを担いで今も被り続けていると言います。

引用元:https://twitter.com/

中学生から使い続けていれば当然摩耗もしてきますので、実際に前面のアディダスのロゴは既に剥がれてかけていて、パット見ただけではメーカーが特定できなかったり、遠くから見ると紫色にも見えたりとかなり年季が入っていることが伺えます。

引用元:https://twitter.com/

現在所属する日本郵政グループのユニホームは、ランニングシャツが赤色で横に白色のラインが入っているものです。

2019年の実業団入社後の、日本陸上競技選手権や全日本実業団対抗陸上競技選手権では、帽子も前が赤色で、横から後ろにかけて2本の白色のラインが入った、ユニホームの色に合わせたものを被ることもありました。

引用元:https://mainichi.jp/articles/20191116/k00/00m/050/111000c

会社の代表で出ているということから、意識的に帽子を変更したのだと想定されますね。

ただ、後述の、好成績を挙げた日本実業団陸上競技連合女子記録会や都道府県対抗対抗女子駅伝では、実業団入社後もこれまで通り青色の帽子を被っていますので、やはり廣中選手の勝負帽子は「アディダスの青」なんでしょうね。

引用元:https://www.facebook.com/

実際に廣中選手自身も、だいぶ色褪せてきてはいるものの

「これから先もこの帽子を可能な限りかぶり続ける」

と話しています。

廣中璃梨佳の駅伝の実績が凄すぎ!前人未到の記録も!

トラックレースでも多くの好成績を残している廣中選手ですが、それ以上に駅伝の実績驚異的です。

中でも特筆すべきが、毎年1月に京都府のたけびしスタジアム(西京極陸上競技場)を発着として行われる都道府県対抗女子駅伝(全国女子駅伝)です。

廣中選手がこの大会に初めて出場したのは、桜が原中学校3年の2016年大会でしたが、この時は3区の3kmを走り9’20”の記録で順位も17位から7位まで上げる10人抜きを見せての区間賞を果たしました。

高校入学後も1年生から出場して、2017年大会は4区で4kmを走り12’47”という歴代6位の記録を出し、襷を貰った時点では12位だったチームの順位をトップまで上げる11人抜きの快走で2年連続の区間賞を果たしました。

引用元:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/photonews/photonews_nsInc_1765867-0.html

この年はチームも前年の8位を上回る4位となる立役者となり、将来有望な中高生に送られる「未来くん賞」も受賞しました。

翌年の2018年大会も前年と同じ4区に出場、12’32”と従来の区間記録を8秒更新する区間新記録の走りで、3年連続の区間賞を獲得しました。

この年は8位で襷を受けて7人抜きでトップに立ち、2位以下に大差を付けたことで7区途中までチームはトップを走り続け、前年を更に上回る3位入賞を果たしました。その立役者となった廣中選手は大会優秀選手にも選ばれています。

引用元:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/photonews/photonews_nsInc_201801140000445-0.

2019年大会は1区の6kmでの出場となりました。

1区はこの大会では全区間で2番目に長い区間として設定されおり、通常は実業団や大学生の選手が走ることが多い区間ということもあり、廣中選手は当初、前年の年末に行われた全国高校駅伝で区間賞を獲得する走りを見せた疲れもあるということで固辞していました。

しかし、チーム事情から1区を引き受けると、2km過ぎから集団を引っ張っる走りを見せ、実業団勢が前に出ても先頭を奪い返し続けました。

ラスト1kmを切ってからは、2017年と2018年の日本選手権の5000mで2連覇中であった、後に同じ所属となる高知県の鍋島莉奈選手と一騎打ちのレースを展開しました。

いくら廣中選手とは言え、流石に日本一の選手には勝てないと思われていましたが、鍋島選手に前に出られても食らいつき、最後は残り300mでスパートをかけて、鍋島選手に2秒競り勝ち、19’24”という記録で4年連続の区間賞を獲得して2年続けての優秀選手に選ばれました。

引用元:https://twitter.com/

尚、都道府県対抗女子駅伝での4年連続の区間賞は長い歴史の中でも1998年から1991年にかけての京都府の石橋美穂選手(7区)、2006年から2009年にかけての兵庫県の小林祐梨子選手(2区)のみしかおらず、史上3人目となりました。

また、両選手共に4年間同一区間を走っての区間賞であり、複数の区間を走っての4年連続や1区を含んでの4年連続というのは廣中選手が史上初となりました。

そして、2020年大会も前年に続く1区での出場となりました。

2020年は序盤から独走態勢を作り、区間記録も狙えるようなラップタイムでレースを進めます。

引用元:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/photonews/photonews_nsInc_2020011200002

そして、最終的には2位に34秒もの差をつけて、これまで誰も成し遂げられなかった全国女子駅伝で5年連続の区間賞を獲得するという離れ業を見せました。

また、18’39”というタイムも従来の区間記録を17年ぶりに更新する区間新記録となりました。

この1区のコースというのは、全体的に登り基調となっており、特に終盤に傾斜が大きくなることからタイムが出づらく、18分台の記録も長い歴史の中でこれまでの区間記録保持者の山中美和子さんだけしかいませんでした。

その中で廣中選手は前半の3kmを9’23”で通過した後の後半の3kmを9’16”と、後半になってからタイムを上げており、そのことから考えても、如何に優れた成績であるかがわかるでしょう。

この時、2区で襷を受けた、積水化学でキャプテンも務める森智香子選手は感動して襷を貰って泣きそうになったと話していました。

引用元:https://twitter.com/

また、自身のレース後のtwitterでは

状況知らずに17分ちょっとで42番呼ばれてまだあと2分ぐらい来んのにもうベンチコート脱ぐんかって思ってたらそっからすぐ来て聞いてた目標記録とタイム全然違って想像以上に速すぎてびびった第1中継所

(原文ママ)というコメントを残しています。

方言交じりで素直に心情を表したこのコメントこそが廣中選手の走りのスゴさをより強く印象付けています。




廣中璃梨佳のオリンピックの出場は濃厚!?大活躍も期待!

廣中選手が現在最も重点を置いて取り組んでいるトラック種目は5000mになります。

この5000mにおいて廣中選手は2019年12月7日に行われた山口県維新みらいふスタジアムで行われた日本実業団陸上競技連合女子記録会の第3組で、15’05”40という自己ベストの記録をマークしました。

この記録はU20日本新記録であると共に日本歴代でも5位に入る記録となります。

女子5000mの東京オリンピックの参加標準記録は15’10”00でこれも大きく突破したことになります。

引用元:https://www.bbm-japan.com/trackandfield/17323600

オリンピックの各種目の国毎の出場枠は3枠ですが、現在のところこの種目で標準記録を突破しているのは、廣中選手の他は、豊田自動織機TCに所属する田中希実選手のみであり、廣中選手は2020年6月に行われる日本陸上競技選手権大会で3位以内に入賞すれば、その時点でオリンピック出場が決まります。

引用元:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/06/kiji/20181006s00056000031000c.html

また、もし3位に入れなかった場合には、ワールドランキングでの争いになりますが、2020年1月28日に発表された最新のワールドランキングにおいて、廣中選手は40位となっています。

この中には同じ国で4人以上の選手が入っていることもありますので、それを除外しオリンピックの出場対象となる選手だけに絞れば28位まで上がります。

5000mの出場人数の制限は42人となっていることから考えれば、今後、廣中選手より下の選手が大きくランクを上げてくることが無ければ、オリンピックの出場は濃厚と言えるでしょう。

引用元:https://twitter.com/

そして、この標準記録を突破したレースでは、2800m付近で先頭を引っ張っていた外国人選手を交わすと、3000mからは後続との差を広げて最後は独走でフィニッシュをしました。

長距離種目においては記録を狙うためには、誰かに引っ張ってもらって力を温存したり、同じぐらいの力の人と抜きつ抜かれつの争いをすることが非常に有利です。

そういった中で単独でレースを運んでいったことは非常に価値があります。

引用元:https://twitter.com/

また、このレースで廣中選手は3000mを9’08”と、1000mを3分を少し超えるペースで通過していながら、その後は4000mを12’07”、フィニッシュを15’05”と、ラップタイムを上げています。

もし、これが誰かに引っ張ってもらう展開や競り合いがあれば記録はもっと伸びていたことが期待できます。

尚、このレースには2019年の世界陸上ドーハ大会に出場していた資生堂の木村友香選手も出場していましたが、その木村選手には27秒もの大差を付けました。

また、2020年1月12日に行われた都道府県対抗女子駅伝ではやはり世界陸上ドーハ大会に出場した田中希実選手に6kmで34秒もの差を付けています。

引用元:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011200296&g=spo&p=20200112at52S&rel=pv

この田中選手は世界陸上では決勝まで進出していますが、その選手にこれだけの差を付けたということから考えれば、廣中選手はオリンピックでは決勝進出は勿論、1996年のアトランタ大会での志水見千子選手以来の6大会ぶりの入賞という大活躍も十分に期待できるでしょう。

まとめ

以上が廣中選手の紹介でした。

引用元:https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=554148095875794017

廣中選手はかつてロードの10kmとフルマラソンの世界記録保持者であったイギリスのポーラ・ラドクリフ選手にかこつけて、「和製ラドクリフ」という異名さえつく程のスーパーアスリートです。

男子選手を彷彿させる力強い腕振りとそれを活かしたダイナミックな走りが特徴です。

2020年シーズンで更に自己ベストを更新し、更なる飛躍の途上でオリンピックに臨んでくれることを期待したいですね。




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