「マルちゃん」と言えばこの方でしょう!
プロゴルファーの丸山茂樹選手です!
ゴルフの実力はもちろん、その明るいキャラクターと抜群のトーク力で2000年前後に大ブレイクしましたね~。
テレビCMにもバンバン出ていました。
若々しいルックスなので歳を感じないのですが、実はもう50歳!
そんな丸山選手ですが、世界最高峰のアメリカツアーで3勝というすごい実績に対して、米ツアーから将来支給される年金がすごいことになっているそうです。
お嫁さんや息子さんのこと、そして怪我をされた現在の様子など、丸山選手のあれこれについてご紹介していきます。
丸山茂樹のプロフィールと経歴
引用元:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/08/03/kiji/K20150803010865970.html
名前 : 丸山 茂樹(まるやま しげき)
生年月日:1969年9月12日
出身地:千葉県市川市
身長:169センチ
出身校:日本大学経済学部
丸山プロの原点は父親です。
ゴルフ愛好家であった父親は早くから息子に才能を見出し、10歳頃からゴルフを始めたそうです。
高校は日体荏原高等学校へ進学し、大学は日本大学経済学部へ。
どちらも学生ゴルフ界の名門として有名ですね!
1988年・1991年に「朝日杯争奪日本学生選手権」で優勝、1990年・1991年には「日本学生ゴルフ選手権競技」を連覇。
他、1989年と1991年の日本オープンではローアマに輝き、1990年のアジア大会では金メダルを獲得するなどトップアマチュアとして活躍します。
アマチュア時代の戦歴は、なんと37勝!
その輝かしいキャリアを引っ提げ、1992年にプロテストに一発合格。
鳴り物入りでプロデビューとなりました。
引用元:http://blog.livedoor.jp/yymukumuku/archives/16678063.html?ref=foot_btn_prev&id=7452771
翌年には「ペプシ宇部興産」で初優勝。
以降、現在までに国内ツアーで10勝をあげています。
1997年には史上3人目となる日本タイトル3冠を達成、あのレジェンド・尾崎将司プロと賞金王を争いました。
引用元:http://www.golfdendou.jp/jpga_championship/65-1997.html
2000年からはアメリカツアー(PGAツアー)に本格参戦。
2001年に「ミルウォーキーオープン」で米ツアー初優勝を飾ると、2009年に日本に戻るまでに計3勝をあげました。
これは日本人として初めてのことです。
引用元:https://www.alba.co.jp/trend/column/article?title_id=621&id=11295
そして何より、世界最高峰とされるPGAツアーで9年間シードを守り続けたことは大偉業と言えるでしょう。
みんなから「マルちゃん」と呼ばれ、人気者としての印象が強い丸山プロですが、実は国際的に活躍する日本人ゴルファーの草分け的存在だったのですね。
引用元:https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17042422
こうした功績を称えられ、リオデジャネイロ五輪と東京五輪のゴルフ競技の日本代表ヘッドコーチに選ばれたり、日本ゴルフツアー機構相談役に就任したりしています。
現在はこのような競技以外のお仕事をメインにしていて、ゴルフに関してはほぼ引退状態とのことです。
丸山茂樹のお嫁さんや息子さんはどんな人?
一方、プライベートでは、30歳前くらいに同い年の女性と結婚しています。
お嫁さんのお名前は瑞穂さんです。
一般の方であるため、詳しい情報はありませんでした。
お二人には息子さんが一人いらっしゃいます。
お名前は奨王(ショーン)さん。
引用元:https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17186494
生まれも育ちもアメリカで、英語はペラペラ。
2000年生まれなので、今年20歳ですね。
もちろん、ゴルファーです!
お父さんの背中をおいかけるようにゴルフを始め、ジュニア時代から活躍。
一昨年には、ゴルフと学業に秀でた学生に贈られる「バイロン・ネルソン・ジュニアアワード」を受賞し、UCLAとして知られる超名門・カリフォルニア大ロサンゼルス校に進学しています。
引用元:https://www.golfnetwork.co.jp/news/detail/18520
この賞、実は過去にジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスといった世界ランキング1位の選手も受賞しているんですよ~。
あっという間に父親を超えてしまうかも!?
将来有望すぎる奨王さんから目が離せません!
丸山茂樹の年金がすごい!
ところで、丸山プロについて検索すると「年金」というワードが出てくることをご存知でしょうか?
何のことかと思い、調べてみると…。
丸山プロが約8年間参戦していたPGAツアーの年金制度のことでした。
実は…その受給額がとんでもないんです!!
引用元:https://twitter.com/
PGAツアーは引退した選手を支えるため、とても手厚い年金制度を設けています。
年金の財源は、PGAツアーがファンド運用を行って大きく増やしているようです。
PGAツアーの年金を受給するには「ツアーメンバーとして5年以上プレーすること」などのルールがありますが、その正確な受給額は公にされていません。
ただ、優勝回数といった成績だけでなく、長年シード権を守り続けた選手もツアーへの貢献度が高いとして、受給額がアップするとのこと。
丸山プロは3勝し、9年間シード権をキープしましたから、有資格者かつ受給額アップの条件にあてはまりますね。
では、具体的に、丸山プロが60歳以降に受け取る総額はというと…約20億円と言われています!
全くイメージできません…すごい額です…。
また、その年金は、もし丸山プロが亡くなったとしても家族に受給権が移り、ちゃんともらえるというのも本当に手厚いですよね~。
日本のゴルフ界の年金は足元にも及ばないみたいです。
ちなみに、上には上がいるもので…。
そう、あのタイガー・ウッズです。
引用元:https://www.golfnetwork.co.jp/news/detail/15218
スキャンダル騒動などがあったものの、PGAツアーから受け取れる年金の受給額はざっと300億円に達するそう。
アメリカンドリームというヤツでしょうか!
まとめ ~丸山茂樹の怪我と戦う現在
最後に、丸山プロの現在をもう少し詳しく。
「引退状態」とお伝えしましたが、競技以外の仕事が忙しいという他に、怪我も関係しているようです。
丸山プロは2005年頃からイップスに悩まされます。
イップスとは、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のこと(ウィキペディアより)です。
引用元:https://www.stepon.co.jp/interview/vol_57/
これを克服しようと熱心に練習し、今度は左手親指付け根の慢性亜脱臼となりました。
まさに悪循環にハマってしまい、さらにはふくらはぎや腰・膝にも怪我や痛みを抱え、満身創痍な状態なのだそう。
プロ入りから20年以上、第一線で戦い続けてきたトップゴルファーの宿命なのかもしれません。
「普通のグリップは、たぶん一生無理だと思う」
と自ら語っていらっしゃいますが、来年の東京五輪のゴルフ競技のヘッドコーチにも決まっていますし、昨年デビューしたシニアツアーでもう一度輝いてほしいですね!