こんにちは。料理男子のらいふれんどです!
今回は、納豆や山芋と同じく、そのネバネバ成分が体にいいと評判の夏野菜・オクラについて綴ってまいります。
鮮やかな緑と、輪切りにすれば可愛い星型になることから、食卓での彩りの良さと子どもにも喜ばれる野菜の一つとして役立てている方が多いのではないでしょうか。
ですが、オクラのきちんとした下処理の仕方や茹で方を知っていますか?と聞かれるとドキッとする方も多いと思います。オクラは調理方法を間違うと、せっかくの味わいも変わってしまうのだそうです。
夏が本格化する時期にかけて流通量も増えますから、今のうちから正しい方法をマスターしておけば、こらからの季節、食卓で活躍してくれること、間違いありません。
オクラの正しい下処理と茹で方をマスターし、よりおいしく、たくさんいただきましょう!
この記事で綴られていること
オクラの豆知識 ~ネバネバの正体は何?~
外見からは分かりませんが、カットしたり口に入れて噛んでいると独特の粘りが出てくるのがオクラの特徴です。種のプチプチ感もなんだかヤミツキになるという方もいるかもしれません。
オクラのネバネバの正体は、
ガラクタン
アラバン
ペクチン
といった栄養素と言われています。
オクラには、ネバネバ成分以外にも食物繊維・βカロテン・カリウム・カルシウム・ビタミン類もたくさん含まれているので、積極的に食べたい食品の1つです。
オクラの上手な下処理&茹で方
では、オクラを上手に茹でるための下処理と茹で方を紹介します。
◎下処理
ヘタの先端(軸)の硬い部分は切り落とします。ガクと実の境目も固いので、大根などを「面取り」する要領で、角ばっている部分を削り落とすように取り除きます。
ヘタを食べたくない場合は、ヘタと実の境目を筋に合わせて切り落としましょう。そうすることで種が見えないように切ることができるため、栄養素が水に溶けだしにくくなります。
ヘタの部分を処理したら、サッと水洗いをしてまな板の上に並べます。オクラの上から塩を振りまぶし、手のひらで優しく押さえながら前後に転がします(これを「板ずり」と言います)。板ずり後も表面の産毛が気になる場合は、一本ずつ優しく指でなでるように産毛を取り除きます。
◎茹で方
鍋に水を入れて火にかけ、沸騰させます。お湯が沸騰したら下処理したオクラを入れます。途中、火の通りをよくするためにざっとオクラを混ぜ、1~2分ほど茹でます。ガクの近くの実に竹串や爪楊枝を刺してスッと通れば茹で上がりです。
色が良い状態をキープするには、茹であがったオクラを氷水でさっと冷やしてザルに上げます。急に冷やせない場合はザルに上げて冷やしますが、さらに余熱が入るため、少し柔らかめの仕上がりになることを覚えておきましょう。
※ポイント1
オクラは丸ごと茹でてから、料理に合わせて切るようにしましょう。先に切ってしまうと、オクラの栄養素がゆで汁に出てしまう上に、水っぽい仕上がりになってしまいます。
※ポイント2
採れたて・若いオクラは茹でなくても板ずりしただけの状態で、生でも食べることができます。大きく成長しすぎたオクラ(直径1㎝以上)は皮も種も固くなりますので、種を出して使うのがおすすめです。
オクラをおいしくいただくためのレシピ紹介
茹でたオクラは茹でたてにマヨネーズをつけるだけでもおいしくいただけますが、和風でもおいしく食べることができます。簡単すぎて「レシピ」とは言えないかもしれないレシピを紹介します。
◎オクラのごま和え
・用意するもの
オクラ 10本
いりごま(白) 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
・作り方
- すり鉢にいりごまを入れ、半ずりにします。
- ごまが半ずりになったら、しょうゆ・砂糖を加えて混ぜ合わせます。
- 一口大に切ったオクラを入れて、しょうゆだれをからませれば完成です。
◎オクラのおかか和え
・用意するもの
オクラ 10本
カツオの削り節 1パック
しょうゆ 適量
・作り方
- 一口大に切ったオクラをボウルなどに入れます。
- カツオの削り節を入れます。
- しょうゆを適量かけ、混ぜれば完成です。
※参考レシピ:https://www.sirogohan.com/recipe/okura2/
上記のレシピ以外にも、生のオクラを輪切りにしてそうめんのつゆに入れたり、お味噌汁に浮かべて食べるのもおすすめです。
まとめ
ネバネバが特徴の夏野菜、オクラについておいしくなる下処理の仕方・茹で方の方法と、簡単なレシピを紹介しました。
栄養もたくさん含まれていますので、食卓に一品追加する際、きゅうりの漬物などもいいですが、是非オクラレシピも作ってみられてはいかがでしょうか!?
では、また!