特定社労士になるには!? 特別研修の概要と紛争解決手続代理業務試験合格のポイント

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こんにちは らいふれんどです!

今回もまた前回の続きです。

社労士試験の今後!

なんですが、今回はもう1つの試験。特定社会保険労務士となるための

「紛争解決手続代理業務試験」について書いてみたいと思います。

社労士試験の今後とも、大いに関係してくると思います。

その関係まで書くつもりですが、長くなりすぎたら次の投稿に回します。

長文は飽きますからね、、

>>関連投稿はこちら 「民事調停代理権を目指して 社労士試験と紛争解決手続代理業務試験はこうなる!!

♣≪新着記事更新≫>>第13回紛争解決手続代理業務試験 合格発表を受けて!!

♠《新着記事更新》>>2018年社労士試験の合格率は6.3%!今後の難化傾向と試験制度予想は!? 




「特定」がついた社労士は何ができるのか

まずはおさらいしましょう。「特定」が付いた社労士は以下のことができます。

(1):個別労働関係紛争について厚生労働大臣が指定する団体が行う裁判外紛争解決手続の代理(紛争価額が120万円を超える事件は弁護士との共同受任が必要)。

(2):個別労働関係紛争解決促進法に基づき都道府県労働局が行うあっせんの手続の代理

(3):男女雇用機会均等法、育児・介護休業法及びパートタイム労働法に基づき都道府県労働局が行う調停の手続の代理

(4):個別労働関係紛争について都道府県労働委員会が行うあっせんの手続の代理

(※依頼者の紛争の相手方との和解のための交渉及び和解契約の締結の代理を含む)

はい、これらを総じて「紛争解決手続代理業務」と言います。

代理業務というからには、そう、弁護士と同様に上記の定められた範囲において、本人に成り代わって紛争の相手方と交渉することができるということです!

だけど、、はい、上の範囲これ、全て裁判となります。

つまり裁判に持ち込まれた場合は、代理権限はなくなり、これまで一生懸命やってきた仕事を弁護士さんにお渡ししなければならなくなります。

悲しいですね。。

悲しいですが、裁判に関わっていくことはできるようになりました! さて、どのように関わっていくのでしょうか??

そう、前回までの投稿で書きましたね。

補佐人として裁判所で意見陳述を行うことができるんでした!

社労士法第8次改正ですよね 。

>>復習はこちら 前回の投稿 「社労士試験 民法や民訴法追加で科目合格制へ変更!? 今後の合格率は5~6%か。」

第8次改正は、このように特定社労士が一度関わった案件に最後まで関与することを可能にした点で、社労士制度を一歩前進させたことになるんでしょうね。

受験資格は「特別研修」の受講

このように裁判外とはいえ、弁護士と同じ立場で仕事をするわけです。

当然、憲法、民法をベースに、労基法や労働契約法などの労働社会保険関係諸法令など個別法も使いながら、「ロジカルに争いを解決していく考え方」ができるかどうかを問う試験となります。

だけど、試験科目にない憲法や民法の専門知識なんて、社労士さんは普通無いわけです。

なので研修を受けます。「特別研修」といいますが、これがなかなかきつい、、           毎年概ね9月後半~11月末の土日をを使い、次のように大きく3段階に分けて行われます。

① ビデオ講義 5日間(1日6時間×5日=計30時間)

~ これ1日でも遅刻(確か10分以上が×だったと記憶)をすると、その時点で受験資格を失うというとても厳しいものです。私も電車が遅れびっしょりと冷や汗をかいた日がありました。でも、後で考えるとすごく内容の濃いお宝ビデオでした、、日ごろの寝不足解消にあてずにちゃんと見ておけばよかったと後悔 w ~

② グループ研修 3日間(1日6時間×3日=計18時間)

~ これはいいですよ! 研修運営側のベテラン社労士さんをリーダーに10人前後のグループになり予め設定されたテーマについて討議を行います。何がいいか!? グループで一緒になった方との強い親交が築けます!言わば会社においての同期のようなものです。私のグループは試験終了後も定期的に飲み会やってました! でも、事前に自宅で課題作成しないといけません。そこはしんどかったです、、 ~

③ ゼミナール研修 3日間(1日5時間×3日=計15時間)

~ 弁護士さんが講師となって、受講生にキツーイ質問をしてきます。当時はほとんどの受講生が「おきらく社労士」さんの対策本の模範解答を暗記してて、その通り回答したら、「なんでそうなるのか理由は?」ときつく突っ込まれ、みなシドロモドロになってました。中には、「本にそう書いてあるからです」と答え、みな大爆笑。弁護士さんに大いに呆れられてた人もいましたね(笑) ~

そう なんと夏の終わり~晩秋の土日63時間も拘束されてしまうわけです、、

あ、ちなみに、研修を受講するには社労士登録が必要になりますので、念のため。

いざ紛争解決手続代理業務試験へ!

この63時間もの戦い(実際はグループ研修の課題を自宅でやらなければなりませんのでもっとですが)を経て、いざ12月はじめの試験に挑みます。

今年ももうすぐですね。。

大きく分けると労使紛争の解決を論じる問題と、社労士倫理を問う問題に分かれます。

→ こんな感じです>>(厚労省HPにリンク)

合格率は大体60%くらいです。55%くらいのときもありました。

→ 歴年の合格率はこちらから>>(厚労省HPにリンク)

まあ、ここ2~3年を置いても、ずっと合格率7~8%台の社労士試験を乗り越えてきた人達の中から半分近く落ちる、と考えたらある意味シビアなんでしょうね。。

落ちたら、また来年、特別研修はパスできますが、試験だけ受けにこないといけません、、

言い遅れてましたが、試験対策としては、もちろん特別研修をしっかりと受講して、復習を行うことで足りるかと思いますが、不安な方は、佐々木昌史さんの「おきらく社労士の特定社労士受験ノート」と河野順一さんの「特定社会保険労務士試験実践模擬問題集」の2冊を眺めておけばいいと思います。

私も買いましたが、実際、当時はこの2冊しか対策本がありませんでした。

今でもこの2冊で十分なんじゃないでしょうか。

でも、理屈も考えずに丸暗記はいけません。

上で書いた方みたいに大爆笑の対象となっちゃいます(笑)

合格点、いや高得点がとれる答案の書き方は

すでに長くなってますので今回はとりあえずポイントだけ。

「採点者の視点で答案を書く」 これに尽きます。

採点者は弁護士さんです。

みなさん超絶ハードな論文を書きまくって司法試験を突破されています。

そう、どれだけロジカルな文章構成になっているかを彼ら、彼女らは見ます。

例えば、「セクハラ案件で懲戒解雇できるか?」という小問であれば、極端に言えば、結論なんかどっちでも構いません。

要はいかにその結論に向かってロジカルに答案が書けているか、が全てです。

実際に、私らいふれんどが受けた年の試験でこの手の問題が出され、グループ討議で一緒だったメンバー全員含め、翌日ネットで出された某氏の模範解答でも、結論は私が書いたものとは真逆でした。

それでも、私の採点結果は8割以上の高得点!

そう、結論ではないんです。

一番大事なことは、結論に至るプロセスなんです。

ご理解いただけたでしょうか。

というところで今回の投稿はここまでにしておきます。

この紛争解決手続代理業務試験と社労士試験の今後の関わりについてはまた次回ということで。

>>関連投稿はこちら 「民事調停代理権を目指して 社労士試験と紛争解決手続代理業務試験はこうなる!! 

では。




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