おせち料理の盛りつけは重箱が基本?お皿ならどう盛る?

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親戚や知り合いがお正月に集まって、みんなで囲んでいただく「おせち料理」にはそれぞれの思い出があるのではないでしょうか。

何気なくいただいて「あれが好き」「これが好き」と思っていたおせち料理ですが・・・

大人になって用意する側になると「どこに何を盛りつければいいの?」という疑問が出てきます。

知っていたようで知らなかった、おせち料理の盛りつけ方重箱お皿にわけてご紹介します。




おせち料理の盛りつけの基本は五段重ねの重箱

デパートなどで販売されているおせち料理は、三段重ねのものが主流になっているように感じます。

家族や来客の人数を考えると、三が日で食べられるのはそれくらいが適量かもしれませんね。

ですが、本来のおせち料理は五段重ねの重箱に入れるのが基本です。

引用:https://store.shopping.yahoo.co.jp/egaotakumi/268.html

重箱を使うことについては「めでたさを重ねる」という意味が込められています。

どの段にどのような料理を盛りつけるのでしょうか。

◎一の重

重箱を重ねた時に一番上にくるのが「一の重」です。

こちらには、祝い事にふさわしいとされる「祝い肴(ざかな)」と「口取り」を詰めます。

祝い肴とは魚料理(数の子や田作り、エビなど)を、口取りとは酒の肴になる少し甘めの料理(栗きんとんやかまぼこなど)を言います。

◎二の重

二の重には焼き物を詰めます。

縁起がいいとされている海の幸が入れられることが多いようです。

◎三の重

三の重には煮物を詰めます。

家族が仲良く結ばれ続けるように、との願いを込めて山の幸を中心とした煮しめを詰めます。

◎与の重

は忌み数字とされているため、「与の重」と表記します。

こちらの段には、日持ちのする酢の物やあえ物を詰めます。

◎五の重

年神様が下さる福を詰める場所として空けておくのが一般的です。

用意した料理が四段に入りきらない場合や家族の好物などがある場合には五の重に入れておいても問題はありません。

三段重の場合は、どこに何を詰めるのがいい?二段重は?

五段重を用意するほど、家族や来客が集まらないという場合には三段重でも間に合いますね。

その場合には、詰め方を少し変えます。

◎一の重

祝い肴と口取りを詰めます。

◎二の重

酢の物と焼き物を詰めます。

◎三の重

煮物を詰めます。

本来であれば二の重には酢の物を詰めるのですが、見た目が豪華になるということから近年は二の重に酢の物と焼き物を入れる場合が多いようです。

また、二段重におせち料理を詰める場合には、一の重に祝い肴・口取り、二の重に煮物を詰めて、残ったスペースを好みで振り分けます。

入りきらない料理を小鉢に入れて別に盛りつけるのもいいでしょう。




おせち料理をキレイに重箱に盛りつけるための7つのポイント

実際に準備ができたおせち料理を前にしたら、盛りつける前にポイントを確認しておきましょう。

ポイント1 どの料理がどこに入るのかを考えて仕分ける

重箱の段数ごとに盛りつける料理を仕分けし、料理が足りなくならないように気をつけましょう。

用意しておく料理は多めにしておくのがおすすめです。

ポイント2 詰める順は型崩れしにくいものから

型崩れしにくいものから詰めることにより、キレイに詰めやすくなります。

ポイント3 重箱の内側の面は見えないようにする

重箱の内側の面が不ぞろいな感じで見えてしまうと、料理が詰まっていてもスカスカな印象を与えてしまいます。

内側の面が見えないように詰めると豪華に見えます。

ポイント4 中央が高くなるように盛りつける

四角く区切ったエリアは四隅から盛りつけを始め、中央部が山のように高くなるように盛りつけましょう。

ポイント5 仕切りを活用しよう

重箱にセットされている仕切りでも、バランや笹といった自然のものでも、仕切りを利用することで料理同士の味移りや色移りを防ぐことができます。

笹やウラジロなどは殺菌効果・常緑のめでたさの象徴・彩の面でも使用しておきたいアイテムの1つです。

ポイント6 似た色の料理は離して盛りつける

エビ・カニや金時人参などは色鮮やかで目に留まりますが、近くに配置してしまうと見た目のバランスが悪くなります。

適度に離して盛りつけし、それぞれが目立つようにしましょう。

ポイント7 頭のあるものは左向きに

魚やエビなどを盛りつける際には、頭が左を向くように盛りつけるのがルールです。

大きなエビや鯛などを重箱の真ん中に盛りつける際は、頭を上にしてまっすぐ盛りつけても構いません。

おせち料理をお皿に盛りつけるなら?

重箱を用意するほどの量ではないおせち料理や、2日目・3日目で量が減ってきたおせち料理はスカスカの重箱で出すよりもお皿に盛りつけた方が豪華に見せることができます。

◎祝い肴

3つに分かれたプレートがあれば、祝い肴三種(関東では黒豆・数の子・田作り、関西では黒豆・数の子・たたきごぼう)を盛りつけてみましょう。

適当なプレートがない場合には大きなお皿やプレート・トレーにれんげ・そばちょこ・グラスなどに祝い肴を分け入れて乗せてみましょう。

お店のような演出が簡単にできます。

◎口取り・酢の物

汁けのあるものや形が不ぞろいなものは小さな器に入れて大きなプレートの中心に乗せます。

その器を中心にして、放射状に他の料理を盛りつけましょう。

似た色の料理は隣同士にならないように気をつけます。

◎焼き物・煮物

笹やウラジロなど、殺菌効果のある植物を敷いた上に焼き物を盛りつけましょう。

汁のあるものは器に盛りつけます。

★まとめ

おせち料理の盛りつけについて、基本の五段重・三段重からお皿への盛りつけまでいろいろな方法を紹介しました。

家族人数やおせち料理の量によって盛りつけを変えると、毎日同じものでも少し違った気分で味わえるようになります。

いつも食卓においしい料理を並べてくれる人への感謝も忘れずに、おせち料理をいただきましょう。

おせち料理自体の歴史や料理の持つ意味については、こちらの記事を参考にしてください。

【参考記事】おせち料理にはどのような意味があるの?種類ごとに




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