お年玉の意味・由来を子供に分かりやすく説明してみよう!

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毎年お正月に子供たちにあげる物といえば「お年玉」ですよね。

やはり子供たちのうれしそうな笑顔を見るのはなんとも心が和むものです。

さて、そんな子供たちが楽しみにしている大好きなお年玉ですが、その意味や由来をご存知な方はどのくらいいるのでしょうか?

子供に「なんでお正月にはお金がもらえるの?」と聞かれた方。どのように答えられましたか?

まとまったお金をもらえる年に1回といっていい機会、無駄遣いする子もいるでしょう。だからこそ、子供たちにその意味を理解させ、「大事に遣おう」と思わせることが大事ですよね。

そこで、お年玉の意味や由来を子供に分かりやすく説明する際に抑えておきたいポイントなどをご紹介していこうと思います。




お年玉の意味・由来

◇歳神様とお餅

お年玉は元々お金ではなくでした。

といってもただのお餅ではなく「魂」を象徴するものでした。

お正月に歳神様がそれぞれの家をれ、その魂を分け与えてくださるおかげでその一年を元気に過ごすことができるのだといわれていました。

歳神様とは「その年の福徳を司る神様」といわれており、「歳徳神」や「正月様」と呼ばれることもあったそうです。

ちなみに、恵方巻きの「恵方」とはその年に歳神様がいる方向のことを指します。

そのため、人々は新年に歳神様をお迎えしようと様々な行事を行うようになり、これがお正月行事として定着していきました。

例えば門松は歳神様がそれぞれの家に舞い降りるための目印として、しめ縄は歳神様が訪れる神聖な場所としての印鏡餅は歳神様が魂を授けるための寄り代として用意されました。

そして、鏡餅に宿った歳神様の「御魂」を家族みんなに行き渡らせるために、「鏡開き」をし、家長が家族に分け与えました。

これが「歳神様」の「御魂」、つまり「御歳魂」となり、これが時代を経るにつれて「お年玉」という名前へと変わっていきました。

◇歳神様に関わる物事

このように私たちの生活に深く関わっていた歳神様は色々な物事に関わっています。

例えば「お雑煮」。

これは歳神様の御魂が宿ったお餅をいただくための料理として振舞われていました。

他には「年越し」。

昔から人々は年越しに夜中まで起きて団欒しますが、これも歳神様に関わっています。

昔は大晦日の日暮れに新年が始まるといわれていたため、大晦日の夜には一晩中起きて歳神様を迎えていたため、大晦日の晩に寝てしまうと、寝たまま歳神様を迎えることになり失礼だとして皆遅くまでおきていたのです。

年齢の数え方の「数え年」も、歳神様からもらった回数を数えていたため、元旦が来るたびに一つ歳をとるのです。




お年玉がお金になった理由

説明したようにお年玉は元々お餅でした。

しかし、現代ではお年玉はお金になっています。

それにはとある時代背景が関係していました。

◇お米と商人・奉公人

昔、商人の家には「奉公人」と呼ばれる人々が、身の回りの雑用や店番や買出しなどを手伝っていました。

しかし、そんな奉公人も正月には実家に帰され、ゆっくりと過ごしました。

そこで、雇い主である商人もお年玉を渡そうとするのですが、当時お米は物々交換の基本となるほど高級なものであり、それを加工して作るお餅はさらに高級なものでした。

米農家であれば収穫から少しずつ溜め込んでお餅をつくことができますが商人はそうも行きません。

そこで、お年玉としてお餅の代わりにお金や物を渡していたそうです。

◇お年玉と高度経済成長

それが、昭和三十年ごろ高度経済成長が訪れると、人々の間でお金がいきわたるようになり、お米よりもお金の価値がより高まってました。

するとお餅を持ち運びするよりもお金のほうが楽で公平だといわれるようになり、お年玉としてお金を渡すことが主流となって行きました。

子供にお年玉の由来を簡単に説明するために

お年玉の意味や由来は前述したとおりですがこのままでは子供には分かり辛いかと思います。

そこで、子供に伝えるために押さえておきたいポイントを以下にまとめてみました。

①昔は鏡餅に歳神様の魂が宿ると言われていた

②歳神様の魂を皆で分ける為にお餅を配った

③お餅は持ち運びに不便だったから、代わりにお金を配るようになった。

④お年玉は歳神様が分けてくれた魂だから大切にしないといけない

以上の4つをきちんと伝えることが出来ればお年玉についてある程度理解できると思います。

また、お餅のくだりで当時お持ちやお米が貴重だった事を伝えられればベターですね。

まとめ

お年玉がお餅だったと知っている方はどのくらいいたでしょうか。

例年お正月に家で鏡餅を飾っていないというご家庭は、歳神様の御利益を直接受けるためにも、今年は準備して皆で食べてみては如何でしょう。

もしかするとお金絡みのご利益があるかもしれません、、

不謹慎ですね(笑)

では、また。




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