熱田神宮は中部地方で最も参拝者が訪れる神社です。
その歴史は長く創祀は1900年以上前だとも言われています。
広大な境内には格式高い雰囲気が漂い、時折狸が目撃されるほど自然豊かです。
そのため、大変篤い信仰を受け、全国でもトップクラスの参拝者を集めているのです。
その参拝者数は200万人以上にも及び、初詣の時期や七五三の時期には大変な混雑が予想されます。
今回は、時節的に初詣に行かれる方向けに、熱田神宮の年始の混雑状況や駐車場、交通規制情報に始まり、お勧めの屋台やパワースポット、はたまた七五三などの情報もあわせてご紹介していきたいと思います。
この記事で綴られていること
熱田神宮での初詣の混雑や人手
前述したように熱田神宮には200万人以上もの参拝者が訪れます。
そのため、初詣の時期には大変な混雑が起こってしまいます。
12月31日23:00頃~1月1日3:00頃までは、年越しの瞬間を楽しみ、真っ先に初詣がしたいという人が殺到し、恐ろしいほどの混雑となります。
その反動からか、1日の3:30頃~8:00前ぐらいまでは大分混雑が落ち着きますので、元旦に詣でておきたいという方はこの時間帯を狙っていくといいでしょう。
ただし、8:00を過ぎるとその後は長い間混雑が続きますので注意が必要です。
17:00を過ぎたあたりで少し混雑がましになりますが、それでもかなりの混雑となります。
2日、及び3日は8:30~17:00の時間帯が混雑します。
とくに10:00~14:00の間はかなりの混雑となります。
なので、三が日の間に詣でたいという方は、3:00~6:00の早朝に訪れることをおすすめします。また18:00頃からなら、比較的混雑がマシですので、早起きが苦手という方は遅めの時間帯に行くようにしましょう。
さて、4日以降は混雑が落ち着くのが普通ですが、熱田神宮では1月5日0:00から「初えびす」と呼ばれる商売繁盛・家内安全・漁業豊漁を祈る祭が行われるため、4日の夜~5日の日中にかけて混雑が起こってしまいます。
引用:https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/shinto/hatsuebisu.html
そのため、4日は昼間、5日は夜を狙ってお参りしに行きましょう。
熱田神宮での初詣の屋台出店情報
熱田神宮の初詣時には神宮前駅から熱田神宮にかけての道や境内などに沢山の屋台が出店され、初詣の賑わいを一層盛り上げてくれます。
熱田神宮で出店される屋台は1月1日~1月4日ぐらいまで、9:00~22:00の時間帯に営業されます。
深夜になるとほとんどの屋台が閉まってしまうので注意が必要です。
1月5日の日没になると多くの屋台が撤退を始めるので屋台を楽しめるのはここまでとなります。
定番のたこ焼き・たい焼き・お好み焼き・焼きそばなどを始め、熱田神宮がある愛知県特有の屋台も出店されたりしています。
大人気なのは、愛知の名物、味噌を使った味噌ダレで牛筋・大根を煮込んだ土手煮です。
その美味しさはもちろんのこと、初詣の時期の寒さをやわらげてくれるため、初詣の屋台として相性抜群なのです。
そして名古屋といえばやっぱり「ひつまぶし」!熱田神宮周辺にはたくさんのひつまぶしの有名人気店があります。以下の記事で詳しくご紹介していますので是非ご覧ください!
>>「熱田神宮と言えばひつまぶし!予約可能な人気店や待ち時間目安、食べ方までご紹介 」
熱田神宮での初詣の駐車場情報
熱田神宮には専用の駐車場があるのですが、例年12月31日~1月6日頃まで使用不可能になります。
初詣の際は周囲も混雑しますし、コインパーキングなども直ぐに満車になってしまいます。
そこで、駐車台数が多く停められる確率の高い駐車場を紹介します。
ただし、お店の駐車場は、そのお店を利用することが使用可能な条件となります。
熱田神宮の初詣での交通規制情報
熱田神宮の初詣にあわせ、例年、周辺道路では12月31日~1月3日並びに1月4日~5日に交通規制が敷かれます。
4日5日の交通規制は大分緩和されたものとなりますが、それでも周辺道路では渋滞が起き易くなる為注意が必要です。
交通規制の詳しい情報は年越しが近づいてくると、熱田神宮の公式HPなどで公開されますので目を通しておきましょう。
熱田神宮の初詣で行っておきたいパワースポット
上知我麻神社
上知我麻神社は「知恵の文殊さま」と呼ばれ、学業成就や合格祈願に効果があると言われています。
引用:https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/about/yukari/kamichikama_jinja.html
また、「頭自体」にも効果があると言われ、頭痛やうつなどを改善してくれるとも言われており、心を落ち着かせてお祈りすれば、ご利益が受けられるといわれています。
楠木
熱田神宮境内には巨大な楠木が7本あり、そのうちの3本は御神木にもなっています。
引用:http://www.tree-flower.jp/23/atsuta_jingu_290/atsuta_jingu_ohkusu.htm
その樹齢は1000年を超えており、熱田神宮に強力なパワーを与えているといわれ、御神木に手をかざせばそのパワーの一部をいただく事が出来るほか、写真にして持ち歩くとなお良いといわれています。
清水社
清水社には「お清水さま」と呼ばれる目の神様が祀られており、目の疲れを癒してくれたりといった効果があるとされています。
引用:https://www.travel.co.jp/guide/article/1120/
また、清水社の奥にある湧き水の真ん中の石はかの楊貴妃の墓石の一部だといわれており、柄杓で石に水を三回しっかりとかけることが出来れば、願いがかなったり、美肌になるといわれています。
熱田神宮の七五三
熱田神宮では七五三でのご祈祷をしてもらうことも出来ます。
申し込みは授与所での当日受付のみで予約は出来ないので注意が必要です。
8:30~16:00まで受付していますが、七五三シーズンの場合受付開始直後の8:00~10:00は混雑しますので、その時間帯は出来れば避けましょう。
祈祷料は6000円・8000円・10000円となっており、どれを選んだ際も祈祷の内容は同じで、頂けるものの内容の少しの違いとなっています。
あくまで「お気持ちでお納めください」とのことです。
まとめ
熱田神宮の初詣では大変な人数の参拝者が訪れるため、ある程度の混雑は覚悟しましょう。
ここで紹介した時間帯は比較的混雑が起こりにくいですが、必ずしも混雑がないとは限りません。
恐らく3日の早朝や夜が一番のねらい目です。
屋台も楽しみたい場合は、早朝に初詣を済ませておき、昼間に改めて屋台を楽しみに行くのがおすすめです。
おすすめは繰り返しますが、名古屋名物味噌ダレもつ煮です(笑)
では。