お正月の風物詩、ニューイヤー駅伝が2019年1月1日に開催されます。
日本一の実業団駅伝チームを決める大会です。
舞台は群馬県、上州路。
全7区間、100kmを襷でつなぎます。
トップランナーがたくさん登場するので、見ごたえバッチリですよ!
スタートは群馬県県庁前で、ゴールもまた県庁前に戻ってきます。
果たして、上州特有のからっ風を攻略して優勝するチームはどこなのか?
旭化成の3連覇なるか?
ニューイヤー駅伝2019のコースについて、区間ごとに特徴や攻略ポイント区間記録などをまとめてみました。
★2019年お正月の「駅伝」の特集記事(前半)はこちらをごらんください!
(後半の部は記事の一番最後にリンクしています!)
↓ ↓ ↓
今年は見たい!皇后杯全国女子駅伝2019。日程やコース、注目選手は?
天皇杯都道府県対抗駅伝2019|注目する予想活躍選手とコース等大会概要紹介
箱根駅伝2019予選会結果~出場校と通過校および大会QAについて
コースマップ
まずはコースの全景をマップで見ておきましょう!
引用:https://we-love.gunma.jp/event/ekiden
群馬県庁前をスタートして、高崎→公田→伊勢埼→太田→桐生→西久保という各中断所を経由。
そして再びゴールとなる群馬県庁前に帰ってくるルートです!
途中、上州名物「からっ風」に選手たちが苦しめられることも。
赤城山の眺めはとてもキレイなんですが、そこから吹き下ろす寒風はランナー泣かせと言えますね。
特に4区以降が風との戦いになってくるそうです。
それでは、次から各区間ごとの特徴や攻略ポイント、区間記録などを見ていきたいと思います!
【1区】
年が明けて最初の駅伝大会、その1区ということで「新春の1区」とも呼ばれています。
引用:http://www.pref.gunma.jp/07/b21g_00134.html
起伏の少ない平坦な区間なため、それほど順位にバラつきは出ず、ほぼ毎年、団子状態で中継所へ。
【2区】
全区間で一番短い区間です。
また、2009年のルール変更により、全区間中、外国人が出走できる唯一の区間「インターナショナル区間」となりました。
外国人選手のエントリーはこの2区にのみ、限定されています。
そうした理由から、2区はかなりのスピード勝負になることが多いです。
引用:https://blogs.yahoo.co.jp/citizen8823/13999874.html
別名「高速の2区」。
日本人選手のみのチームは、ここでどれだけついていけるかが今後のカギとなります。
【3区】
エース区間である次の4区により良い順位で襷をつなげたい各チームの選手たちが、バチバチと火花を散らします。
なだらかな下り坂が続き、順位にも差が出始める区間です。
引用:https://blogs.yahoo.co.jp/n443210/39397534.html
別名「変動の3区」。
【4区】
全区間中最長にしてエース区間「花の4区」です。
各チームのエース格の選手が集まります。
まさにニューイヤー駅伝のヤマ場、見どころと言ってもいいでしょう。
引用:https://plaza.rakuten.co.jp/hyoutantopachi/diary/201301010000/
この辺りから、上州名物「からっ風」が吹くことも。
この風が向かい風となれば、後半の上り坂は選手たちにとって非常に苦しい場面となります。
ちなみに、前回大会から距離が変更されていますが、変更前(参考記録)も変更後も、区間1位の記録を保持しているのは、箱根駅伝で活躍したあの設楽悠太選手です。
【5区】
別名「試練の5区」。
その由来は、高低差66mの上り坂と強い向かい風。
全区間中、最も過酷な区間と言われています。
引用:https://ota373.blog.so-net.ne.jp/2018-01-01
冷たい向かい風と戦いながら、上り坂を駆け上がらなければなりません。
選手に求められるのは、スタミナ、タフさです。
また、上り坂と向かい風が選手を苦しめる5区では、しばしばドラマチックな逆転劇が起こることも。
「逆転の5区」とも呼ばれ、2位以下のチームが虎視眈々と逆転を狙っています。
【6区】
前回大会から距離が変更され、2011年にはコースも大幅に変更された区間です。
アップダウンがあり、直角カーブも多いため、距離は短いながらも走りにくいコースとされています。
引用:https://blog.goo.ne.jp/hokepie/e/75f132eaef4ed41237ef431d4ff2a211
つまり、走りにくい=ランナーがペースを乱しやすいということ。
次に待つアンカーに少しでも良い順位で襷を渡したい監督は、ここに誰を起用するかでかなり悩むそう。
ペースを乱さず、最後まで粘り強く走れるのは誰か。
別名「戦略の6区」。
【7区】
朝スタートした群馬県庁に戻ってきます。
日本一の駅伝チームが決まることから、別名「栄光の7区」とも呼ばれている最終区間・7区です。
全長100kmをつないできた襷が、ゴールへ。
全体的に平坦なコースで、走りやすく、デッドヒートが展開される可能性も秘めています。
2019年、熾烈なアンカー対決を制するのは、果たして。
最後の最後まで目が離せません。
まとめ
それぞれ別名があるのがおもしろいですね!
各区間の特徴をよく表していると思います。
予備知識として覚えておくと、より深~く観戦を楽しめそうです。
では2019年元日を楽しみに待ちましょう!
★2019年お正月の「駅伝」の特集記事(後半)はこちらをごらんください!
(前半の部は記事の一番上にリンクしています!)
↓ ↓ ↓
ニューイヤー駅伝2019直前。昨年&歴代の区間記録・優勝チームを振り返る。
では、また。