駅伝シーズンもいよいよ佳境に入ってきましたね!
2019年も、元日の1月1日にニューイヤー駅伝が開催されます。
お正月の駅伝と言えば、どうしても箱根駅伝のイメージですが…。
いえいえ、実業団対抗のニューイヤー駅伝も盛り上がってますよ~。
まさに、箱根駅伝が「若さ」ならば、ニューイヤー駅伝は「渋さ」といったところではないでしょうか?
寒風に負けない選手たちのダイナミックな走りと、手に汗握る緻密な駆け引き。
テレビ越しでも伝わるドキドキ感がたまりません。
「ニューイヤー駅伝は国内最高峰の戦い」とも言われているのも分かります。
また、最高峰なだけに、過去を振り返れば、数々のトップランナーがニューイヤー駅伝のコースを駆け抜けました。
ニューイヤー駅伝の歴史は、日本の駅伝の歴史。
ということで、2018年の大会結果、区間賞、その他、歴代の記録をまとめてみました。
★2019年お正月の「駅伝」の特集記事(前半)はこちらをごらんください!
(後半の部は記事の一番最後にリンクしています!)
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この記事で綴られていること
ニューイヤー駅伝2018 成績結果
ではまず、前回大会の上位入賞チームを振り返ってみましょう。
前回大会の優勝チームは「旭化成」です。
2017年大会に続く、2連覇を成し遂げました。
引用:https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/sports/rikujo/result/2018/180101.html
その他の入賞チームも、優勝常連チームですね。
6~7位は、なんとそれぞれ1秒差!
1位 旭化成(九州) 4:52:18
2位 Honda(東日本) 4:54:30
3位 トヨタ自動車(中部) 4:54:39
4位 トヨタ自動車九州(九州) 4:56:25
5位 富士通(東日本) 4:56:53
6位 DeNA(東日本) 4:59:08
7位 コニカミノルタ(東日本) 4:59:09
8位 MHPS(九州) 4:59:10
ニューイヤー駅伝2018 区間賞
2018年の主役と言ってもいいでしょう!
何と言っても、話題をさらっていったのは「新春の1区」で区間賞を獲った、住友重工のスーパールーキー・遠藤日向選手です。
引用:https://www.sei.co.jp/trackfield/profile/endo.html
遠藤選手は高校卒業後、大学には進学せず、実業団入りを選びました。
2020年のオリンピック出場を考えてのことだそうですが、ニューイヤー駅伝と言えば、箱根駅伝経験者が多いことでも有名な大会。
つまり、箱根を走っていない19歳が、箱根を走ってきた数々のトップランナーたちを抑えて区間賞に輝いた、ということなんです。
元々の注目株だったとは言え、これはかなりすごいことです。
19歳とは思えない、冷静なレース運びが非常に印象的でした。
2019年も期待せずにはいられません。
また、2区のDeNA・カロキ選手の「18人ごぼう抜き」にも驚かされましたね。
第1区 遠藤日向(住友重工) 34:55
第2区 ビダン・カロキ(DeNA) 22:25
第3区 市田孝(旭化成) 38:27
第4区 設楽悠太(Honda) 1:04:19
第5区 村山謙太(旭化成) 47:09
第6区 市田宏(旭化成) 35:49
第7区 早川翼(トヨタ自動車) 47:12
全区間 歴代最高記録と記録保持者
次に、ニューイヤー駅伝の全区間における、歴代最高記録と記録保持者をまとめてみます。
ちなみに2018年に変更があったため、4区と6区は、2017年以前の記録は参考記録となりました。
第1区 マーティン・イルング・マサシ(スズキ・2007) 34:16
第2区 ジョセファト・ムチリ・ダビリ(小森コーポレーション・2009) 21:54
第3区 宮脇千博(トヨタ自動車・2012) 37:52
第4区 設楽悠太(ホンダ・2018) 1:4:19
第5区 坪田智夫(コニカ・2002) 44:57
第6区 市田宏(旭化成・2018) 35:49
第7区 ジェームス・ドゥング(ホンダ浜松・2002/2003) 44:53
ここ10年の優勝チーム
やはりここ10年の優勝チームには、ずらりと強豪チームの名前が揃います。
2連覇中の旭化成ですが、2017年の優勝は1999年以来の優勝でした。
2018年 旭化成
2017年 旭化成
2016年 トヨタ自動車
2015年 トヨタ自動車
2014年 コニカミノルタ
2013年 コニカミノルタ
2012年 日清食品グループ
2011年 トヨタ自動車
2010年 日清食品グループ
2009年 富士通
歴代優勝回数
最多の旭化成、まさに「王者」といった圧倒的な記録です。
1978年~1983年の6連覇、そして1990年~1999年の間、要するに1990年代は1996年を除いて全て優勝。
引用:https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/sports/rikujo/result/2013/130101.html
もうこの記録にはどこのチームも追いつけないのでは、と思ってしまいます。
23回…旭化成
8回…コニカミノルタ(うち3回はコニカ時代)
4回…エスビー食品、カネボウ(全て鐘紡時代)
3回…リッカーミシン、新日本製鐵(全て八幡製鐵時代)、トヨタ自動車
2回…東京急行電鉄、マツダ(全て東洋工業時代)、NTT西日本(全て電電中国時代)、中国電力、富士通、日清食品グループ(全て持ち株会社化となってから)
1回…日産自動車、クラレ
歴代最多出場
2018年大会において、最多の出場回数を誇るのは旭化成とカネボウです。
歴代最多出場回数、55回。
そして両チームとも2019年大会の予選も通過したので、出場回数の記録を56回に更新しました。
まとめ
2019年、どんな記録が、そしてどんなスターが生まれるのでしょうか?
王者・旭化成の最多優勝記録更新、期待してしまいますね。
前回大会6位だったDeNAが駅伝から撤退したので、上位チームに新しい風が吹くかも気になります。
ぜひ、区間新記録も注目してみて下さい!
★2019年お正月の「駅伝」の特集記事(後半)はこちらをごらんください!
(前半の部は記事の一番上にリンクしています!)
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ニューイヤー駅伝2019直前。昨年&歴代の区間記録・優勝チームを振り返る。
では、また。