ひな人形はいつから飾る?飾り方は?知っておきたいひな祭りの作法。

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~今回はひな人形を飾る時期や飾り方などについてのご紹介です~

こんにちは!らいふれんどです。

3月3日は「ひな祭り」。「桃の節句」と言われ女の子のいるご家庭では「ひな人形」を飾ってらっしゃるところも多いですよね。

でも、正しい飾り方についてご存知の方は意外に少ないかもしれません。

ひな人形をいつから飾るのか、人形の種類は、飾り方は、処分時期は、などひな人形のアレコレについてご紹介します。




ひな人形を飾る意味

昔、「自分の災いを身代わりになってもらい川へ流す」という意味の「流し雛」といわれる行事がありました。この当時はひな人形は紙で作られていたと言われています。

これに、貴族階級の女の子の遊び「ひいな遊び」が結びつき、ひな人形は、時代の流れと共に次第に豪華で華やかになって行き、桃のの節句の「ひな祭り」に、「女の子の健やかな成長と幸せの願い」を込めて毎年飾るようになったと言われています。

詳しくはこちら

>>ひな祭りの由来を子供向けに絵本やパネルシアターを使って説明しよう! 

将来幸せな結婚ができるよう願いを込めたもので、ひな段飾りは結婚式を表現しているとも言われています。

ひな人形の種類

ひな人形は大きく分けて2種類あり、「衣装着人形」と「木目込人形」があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

「衣装着人形」

引用:http://photozou.jp/photo/show/1024953/165851056

一般的にひな人形と言えば華やかな十二単を着ている豪華で艶やかな佇まいをしています。

大人びた顔立ちの人形が多く、大き目の人形となっています。

「木目込人形」

引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/

木目込(きめこみ)は木で作った型の溝に沿って布を張り込んで作る人形で、サイズは小さい物が多く、顔は手書きで書いており優しい表情で木のぬくもりを感じるかわいらしい人形です。

ひな人形の飾り方パターン

最近では、百貨店やショッピングモールなどで様々な飾り方で展示されています。

代表的なひな人形の飾り方パターンをご紹介します。

「段飾り」

・二段飾り

新王(男雛・女雛)・三人官女の5人を飾ります。

・三段飾り

新王(男雛・女雛)・三人官女・五人囃子の10人を飾る物と新王(男雛・女雛)・三人官女と装飾品を飾る物もあります。

・7段飾り

新王(男雛・女雛)・三人官女・五人囃子・二人随身・三人の仕丁の15人と装飾品を飾ります。

引用:https://www.kyugetsu.com/archives/861

「新王飾り」

新王(男雛・女雛)と屏風・ぼんぼりの少量の装飾品を飾ります。小スペースで飾れるひな人形です。

「ケース飾り」

ガラスやアクリル板のケースに「新王飾り」「二段飾り」「三段飾り」で人形が納められており、お手入れや片付けも簡単にできるひな人形をなっています。

引用:https://www.toysrus.co.jp/c001090030050/

「収納飾り」

ひな人形が収納されている箱が飾り台になるタイプでひな人形を飾る台がないお家で人気となっています。




段飾り人形の飾り方

古くから縁起の良い数字として7や15は知られており、ひな段でも7は使用されて七段飾り、15体の人形と装飾品が飾られおり「十五人飾り」とも言われています。

7段飾りの上の段から一段目になります。(内裏雛/新王が一段目となります。)一段目からの飾り方をご案内します。

【一段目】<内裏雛(だいりびな)・新王(しんのう)>

男雛と女雛を飾ります。男雛・女雛を内裏雛や新王とも言われます。

内裏とは宮中や皇居と意味し男雛、女雛が良縁に恵まれますようにとの願いがこもっています。

男雛は冠(かんむり)を被り、笏(しゃく)を手に持ち、太刀(たち)を腰に差しています。

女雛は袴(はかま)・単(ひとえ)・重ね袿(かさねうちき)、裳(も)、唐衣(からぎぬ)を着込んでいる唐衣裳(からぎぬも)スタイルで、唐衣裳は十二単(じゅうにひとえ)の事です。

手には檜扇(ひおうぎ)を持っています。

【二段目】<三人官女>

女雛につかえる三人の女性で歌を詠んだり楽器を演奏したり、礼儀作法も指導する多大なる役目を仰せつかった女性をイメージしています。

真ん中に位置する官女は眉が無くお歯黒になっているのが特徴で既婚者を表しています。

現代でいうキャリアウーマン的存在ですかね。

左右の二人はお銚子をもっており、三々九度で使われます。

【三段目】<五人囃子(ごにんばやし)>

楽器を奏たり、歌を歌う少年の人形です。

向かって左から太鼓・大鼓・小鼓・笛・謡い手と並んでいます。

【四段目】<隋臣(ずいじん・ずいしん)>

左大臣、右大臣と呼ばれる事も多い隋臣は警護のためのお供した役人のことです。

背には弓矢、刀を腰に差しています。

左大臣は年配者で右大臣は若者です。

【五段目】<仕丁(じちょう)>

御所で働く雑用をする係三人の人達を表しています。

左から「怒り顔」はちりとり、「泣き上戸」はくまで、「笑い上戸」はほうきをもっており、表情・情緒豊かな子の育つようにという願いが込められています。

【六段目】<雛道具1>

上級武家の婚礼道具として似せて作ったものです。

左から箪笥(たんす)・長持(ながもち)・挟箱(はさみばこ)・鏡台(きょうだい)・針箱(はりばこ)・火鉢(ひばち)・衣装袋(いしょうぶくろ)・茶の湯道具(台子)などの室内用品です。

【七段目】<雛道具2>

左に御駕籠(おかご)・中央に重箱(じゅうばこ)・右に御所車(ごしょぐるま)を置きます。

上記を参考に三段飾り・五段飾りをご案内します。

・三段飾りの場合

一段目<内裏雛(だいりびな)・新王(しんのう)>

二段目<三人官女>

三段目<雛道具2>

・五段飾りの場合

一段目<内裏雛(だいりびな)・新王(しんのう)>

二段目<三人官女>

三段目<五人囃子(ごにんばやし)>

四段目<隋臣(ずいじん・ずいしん)>

五段目<雛道具2>

ひな人形その他の飾り物について

<緋毛氈(ひもうせん)>

ひな段の下に敷かれる赤い布をいいます。

緋色とは赤い色の事で魔除け効果があると言われており子供に災いが近づかない様にという意味があるそうです。

<菱餅(ひしもち)>

水性生物の菱の水面に浮かんだ葉の形を表しており尖った形に厄除けや魔除けを意味していると言われています。

緑・赤・白の色にもそれぞれ意味があり、緑は健康、赤は魔除け、白は清浄とも言われていますが、白い雪から緑の芽が出て花が咲くと言う意味合いもあるようです。

<桜と橘(たちばな)>

向かって右に桜、左に橘を飾ります。

桜は昔から魔除けや邪気払いの力があると考えられており、橘は不老長寿の木として言われています。

引用:https://www.soneningyo.jp/shop/products/detail.php?product_id=1767

桃の木も飾られる事があり、桃には邪気払いの霊力が備わっていると考えられています。

<金屏風(きんびょうぶ)>

縁起の良いイメージであるる金屏風は結婚式などでも使用される事が多く、子供の人生を明るく照らしてくれるという意味合いがあるようです。




ひな人形を飾る場所

基本的に飾る場所に決まりはありません。

昔は七段飾りを飾るご家庭が多かった事もあり、来客に見てもらうことができ、生活の邪魔になることもない客間に飾ると言う事が一般的でしたが、近年では間取りの問題や家族が気軽に見ることが出来る様、リビングに飾るお家も多くなって来ました。

※飾る場所の注意点

・色あせなどを避けるために直射日光が当たらない場所に飾りましょう。

・汚れやシミの原因になってしまいますのでキッチンなど水や油がかからない場所を飾りましょう。

・カビの原因になってしまいますので湿気の少ない場所を選びましょう。

・ペットの邪魔・いたずらに気を付けましょう。

「子供の健やかな成長と幸せを願い災いを祓ってくれるひな人形」ということなので家族が集まり、長い時間過ごすリビングにひな人形を飾る事をオススメしたいですね。

方角が気になる方は神棚と同様「東向き」「南向き」にすると良いと言われていますよ。

ひな人形を飾る時期・片づける時期

ひな人形を飾る時期

地方や地域で様々ですが、節分の豆まきで厄を払った後の立春(2月4日)から2月の中旬に飾るのが一般的です。

毎年2月18日・19日頃に飾ると良いと言われるところもあり、二十四節気のひとつで「雨水(うすい)」に飾るのが良いとされています。

これは、温かさに雪や氷が溶けて雨水として降り注ぐ日として、災いを流す「流れ雛」の水繋がりからきているとされています。

遅くともひな祭り(3月3日)の1週間前までには飾るようにしましょう。

ひな人形を片付ける日

3月3日のひな祭りが過ぎるとすぐに片付ける地方が多いようですが、旧暦(4月3日)まで飾っておく地方もあるようです。

二十四節気なのかのひとつで「啓蟄の日(けいちつのひ)」3月6日ごろがベストと言われています。

二十四節気の詳細記事はこちらにたくさんアップされています。

https://g.co/kgs/grptEZ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

毎年、なんとなく飾っているという方も少なくありませんが、ご紹介したようにこれだけの飾り方やそれぞれの意味があるんです。

子どもさんの健やかな成長と幸せを願う気持ちを込めて、飾り付けをしたひな人形とともにひな祭りを楽しく祝いましょう。

では。




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