~今回は、受験の合格祈願やお守りなどについてご紹介します~
こんにちは!らいふれんどです。
いよいよ受験シーズン、到来!
志望校合格へ向けて夜中まで頑張るお子さんと、サポートに奔走する親御さん。どちらにとっても勝負の冬がやって来ます。
さて、そのサポートの中で大切なものの一つに「合格祈願」を入れていらっしゃる親御さんも多いのではないでしょうか?
過酷な受験勉強を代わってやれない分、何でもしてあげたいと思うのが親ゴコロというもの。全ては試験の結果次第…とは分かっていても、合格祈願は欠かせませんよね。
そこで気になってくるのは、お参りやお守りのこと。間違ってしまっては一大事!
ということで、神社への参拝時期や回数、お守りは複数持っていてもいいかなど知っておきたい合格祈願のアレコレをまとめてみました。
この記事で綴られていること
合格祈願にはいつ行けばいいの?
これは、いつでもOKとのことです。
家族のスケジュールが合った時でもいいし、受験勉強がラストスパートに入る前でもいいし、年内でも年明けでもOK。
特に「このタイミングがベスト!」という期間はありません。
行ける時に行きましょう。
ただ、初詣の時期は避けた方が無難です。
マスクなどで対策をしたとしても、たくさんの人が集まる場所は風邪やインフルエンザなどの感染症をもらってしまう危険性が高まります。
体調管理を一番気にかけなければならない頃ですから、決して無理はしないように。
また「11月の七五三が過ぎた辺りが、人も少なくなってオススメ!」という声も多く聞かれますので、参考にしてみて下さい。
合格祈願のお参りは、それぞれのご家庭の事情に合ったタイミングで、何より「混雑回避」を最優先にするのがポイント。
合格祈願の日は「大安」?「仏滅」はダメ?
そして、いつでもOKなお参りですが、六曜を気にする方もいます。
折角の合格祈願が「仏滅」なのはちょっと…どうせなら「大安」に、というケースですね。
ところがこちらも、お参りには特に関係がないとのこと。
六曜はまだまだ歴史の浅い占いの一種であるため、日本に古くから根付く神道とは全く関係がないのです。
多くの神社も「祭事や参拝に六曜は関係ありません」としています。
仏滅にお参りしても、ご利益には影響はありません。
要は、気持ちの問題です。
むしろ大安を選ぶと混雑している場合もあるので、もしも気にしないのであれば、あえて大安以外の日がいいかもしれません。
どうしても気になるのなら、スケジュールに合う大安の日を選びましょう。
合格祈願は何回行ってもいい?
子どもは頑張っているのに自分は何もできずソワソワ、居ても立ってもいられず何回もお参りに、なんてことも珍しくないと思います。
合格祈願は何回もしていいものなのでしょうか?
答えは、OK。
何回も行くと、ご利益が減ってしまうのでは…という心配は、全くの無用です。
受験生本人がお参りをすることで心が落ち着くのであれば、プラスの効果になっていますし、何回だってかまいません。
神頼みに執着し過ぎたり、本末転倒なことにならない限りは、何回神様にお願いをしても大丈夫です。
いろいろな神社で合格祈願してもいい?
こんな疑問が浮かんでくるのは「いろいろな神社の神様にお参りすると何だか神様に失礼な気がする」、「何カ所もまわると本気度が伝わらないんじゃ…」といった思いがあるからではないでしょうか?
実はどれも迷信の類で、いろいろな神社で合格祈願をしても問題ありません。
これには日本の神様のありがたいお話が関係しています。
「八百万の神(やおよろずのかみ)」という言葉を聞いたことはありますか?
日常のありとあらゆるものに神様が宿っているという考え、またはその神様のことです。
ざっくり言うと、それぞれ専門分野を持った神様がいらして、それぞれにお願い事をしたり感謝をしたりすることが日本独特の信仰の形なんですね。
なので、いろいろな神社の神様にお参りしても、失礼なことにはならないので安心して下さい。
「三社参り」のようにいくつかの神社をはしごして参拝する風習もありますし、一つの境内に複数の神様がいらっしゃる神社もあります。
いろいろな神社で合格祈願すると神様がケンカする、受験に落ちる、というのはデマですよ。
合格祈願のお守りはいつ買えばいいの?
受験生の必須アイテムとも言える、合格祈願のお守りについてです。
いつ買えばいいのかというと、これまたルールはなし。
いつ買っても、ご利益に影響はありません。
あえて決めるなら「買いたいと思った時」がベストタイミングなのかも?
それと、本人の心持ちを考えれば、直前ではなく、前もって手元にあった方が、落ち着いて受験勉強に取り組めるのではないでしょうか。
合格祈願のお守りはいくつ持っていてもOK?
複数の神社にお参りすることがOKなように、お守りを複数持っていてもOKです。
問題ありません。
よく神様同士がケンカすると言われていますが、これはほぼ迷信。
「神社本庁のホームページ」にも
「お神札やお守りをたくさんもっていると心配してしまうのが、神さま同士がケンカしてしまうのでは、ということ。でも、大丈夫です。
八百万神という言葉があるように、日本には多くの神さまがいらっしゃいます。
神さまは、それぞれの御神徳をもって、協力して私たちを守ってくださるのです。(サイトより)」
と書かれています。
持っているお守りの数を気にするより、肌身離さずお守りを持ち歩く・身に着けておくことを大切にして下さい。
まとめ
志望校に合格した暁には、お礼参りを忘れないようにしましょう。
合格祈願とお守りで、平常心で落ち着いて試験を受けられるよう、お祈りしております。
きっと桜は咲きますよ!
では。