2020年、東京オリンピックでメダルが期待されるアスリートはたくさんいます。
その中でも、ウエイトリフティング界の筋肉美少女、「八木かなえ」選手は非常に期待されている選手です。
ロンドン、リオと2大会連続でオリンピックに出場して入賞した実績に加え、試合中でも見せる可愛らしい笑顔が魅力です。
そんな八木さんの大会記録や身長・握力などの身体能力、そして出身高校など多くの魅力を紹介します。
八木かなえの現在までの記録は?
これまでマイナースポーツと思われがちだったウエイトリフティング競技ですが、八木かなえ選手の登場で少しずつ競技が認識されるようになってきました。
八木選手の魅力をより知ってもらうために、まずは簡単な活動歴について紹介していきます。
八木選手は兵庫県神戸市出身で、高校でウエイトリフティング競技を始めました。
引用:http://room-303net
それまでは体操競技をしていて、全国大会に出るほどの実力でしたが、違うことをしてみたいと考えていた時の部活動見学でウエイトリフティング部の練習を見た時、「これだ!」と感じたそうです。
いわゆる、一目惚れというやつだったようです。
体操で培った柔軟性と瞬発力を生かし、1年生で全国大会を制し、その後はタイトルを総なめにしました。
石川県にある強豪、金沢学院大学に在学中にロンドンオリンピックに53kg級の代表として出場しました。
大学を卒業後、アルソックへ入社してウエイトリフティング部に所属。
2016年のリオオリンピックでは53kg級で6位入賞を果たしました。
そのリオオリンピック代表選出を決定づけた全日本選手権3度目Vの画像がこちら!競技中にも関わらず、とても可愛らしい笑顔ですね。
引用:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20160521002356.html
かわいい顔と筋肉のギャップ!自身のベスト記録は?
八木選手の魅力は何と言っても、可愛らしい顔立ちと鍛え上げられた筋肉のギャップだと思います。
引用:https://www.pinterest.jp/?show_error=true
ただ可愛いだけではないところがいいですね。
最近ではスポーツ番組だけでなくバラエティ番組にも出演することがあり、競技を知らない人にもその魅力が伝わっていることでしょう。
引用:http://u0u0.net/vAEy
そんな八木選手ですが、試合での記録はスナッチという種目(床にあるバーベルを頭上に一気に持ち上げる種目)で87kg、クリーンアンドジャーク(床から一度肩にバーベルを乗せ、もう一度反動を使って頭上に持ち上げる種目)で112kgとなっています。
ウエイトリフティングは階級制のスポーツであり、53kg級の八木選手からすると自身の2倍以上の重量を持ち上げていることになります。
さらに、高校、大学、ジュニアでの日本公認記録を持っています。
八木かなえの身長・体重や握力は?
2倍近い重量のバーベルを持ち上げている八木選手ですが、どのような恵まれた体格か気になりますよね。
しかし、身長は152センチと比較的低く、体重も試合によって減量があったとしても53kg前後ということになり、かなり小柄ということになります。
では、どんな力が八木選手のパフォーマンスを支えているのか。
バーベルを握る握力が優れているのかと考えていましたが、実は33kg程度と、一般女性で考えれば強いですが、驚くほどの数字ではないのです。
どこに力があるのかというと、秘密は脚力にあります。
引用:http://www.asahicom.jp
ウエイトリフティングは腕で持ち上げるイメージがありがちですが、実際には腰を落とし、脚力を使って床を蹴り上げ、バーベルを挙げています。
体操で跳馬や床といった種目が得意だった八木さんは、脚力に関しては、オリンピックにおいて2大会連続でメダルを獲得した三宅宏実選手に負けていないとも言われています。
強靭な脚力が八木選手のパフォーマンスを支えていることになりますね。
競技の原点!高校で出会った恩師とは
兵庫県立須磨友が丘高校。八木選手がウエイトリフティングに出会い、頭角をあらわすこととなった場所です。
創部30年を超え、全国制覇を成し遂げた選手が何人もいます。
そんな高校に入学してやぎ選手の才能を見抜いた人物が、横山信仁さんです。
引用:http://u0u0.net/RVXR
八木選手の柔軟性やバーベルを持ち上げた時の姿を見て、すぐに才能を感じたそうで、熱心に指導されていたそうです。
高校3年間、二人三脚で練習に取り組み、やぎ選手が金沢学院大学に進学する際にも同大学にコーチとして就任しました。
ロンドンオリンピックではセコンド(大会中、選手のウォーミングアップの手伝いや重量申告のアドバイスをする役割)を担いました。
まさに、親代わりといっても過言ではないのかもしれません。
現在では東京オリンピックに向けて練習に取り組む八木選手の自主性を重んじ、静かに練習を見守ることが増えているそうです。
まとめ
八木かなえ選手についてご紹介させて頂きました。
2020年のオリンピックも近づいてきて、アスリートへの注目はますます増えてきています。
八木選手は2大会出場という実績に加え、観客を引きつけるような可愛らしい顔立ちも魅力です。
今後、ますます「八木かなえ」の名前が注目されることでしょう。
バーベルを持ち上げる真剣な眼差しと、成功した後の魅力的なスマイルからは目が離せません。