日本女子陸上中・長距離界の星、田中希実(たなか のぞみ)選手!
2018年にはu20世界選手権の3000mで見事優勝していて、かわいい笑顔が魅力の注目のアスリートです。
在学する同志社大学の陸上部には所属せず、豊田自動織器TCからのサポートを受け、クラブチーム中心に陸上活動を行っている田中選手。
大学卒業後の進路にも注目が集まっています。
なんでも、母親も有名な陸上選手だったとか!?
NEW!~全国女子駅伝2020のご紹介記事はこちら↓↓↓
>全国女子駅伝2020の優勝チームや順位を予想!注目の出場選手は!?
田中希実がかわいいと評判!
1994年9月4日生まれの19歳。
兵庫県出身で、現在、同志社大学スポーツ健康科学部2回生として在学中です。
競技中はクールなイメージのある田中希実選手ですが、そのルックスがとてもかわいい選手としても話題です。
高校時代、西脇工業のエースとして日本人選手の中でもトップクラスの注目株だった田中選手。
日本代表選手として数々の大会で結果を残し、国旗を持ちながら笑顔を見せる姿がとてもかわいらしいですね。
引用:https://www.jaaf.or.jp/news/article/12003/
レース中にはかなり集中していてクールさを漂わせていますが、自分が納得したレースができたときのインタビューでは、とてもかわいらしい笑顔がはじけています。
クールさとかわいいさを兼ね備える田中選手に、多くの陸上ファンが魅了されています。
人気と実力を兼ね備えている逸材と言えるでしょう。
田中希実の進路は豊田自動織器?
田中選手は、小野市立市場小学校→小野南中学校と進み、高校は地元の高校陸上界で最強クラスの兵庫県西脇工業高校に進学しました。
西脇工業は高校陸上界では名の通った強豪校であり、中学時代1500mで全国チャンピオンとなった実績のある田中選手が同校に進学するのはある意味必然だったのかもしれません。
引用:https://twitter.com/hasi07170923/status/843318676736552962
そして、西脇工業高校卒業後には、ND28アスリートクラブというクラブチームに所属しており、そこでの練習を基本としています。
田中選手は駅伝などよりも個人で結果を残していきたいという思いがあるようで、自由度の高いクラブチームを選択したようです。
管理人個人の意見ですが、日本は駅伝文化がかなり強く、所属チームの意向などで、1500mで勝負していきたいと思っている選手が、20kmをメインで走っていたりと、矛盾を感じている選手も多いと思いますので、田中選手の判断は現在の戦績も含め正しかったと思います。
また大学は同志社大学スポーツ健康科学部に進学しており、学業と陸上を両立している田中選手はとても輝いている選手ですね!
引用:https://may9.jp/tanakanozomi/
ちなみに豊田自動織機TCというところにも所属していますが、ここは田中選手の他少数の選手が所属しており、駅伝などは行わず個人の選手をサポートするクラブチームです。
ですので、基本的に田中選手の陸上活動の中心はND28アスリートクラブということになりますね。
さて、現在大学2回生の田中選手の気になる同志社大学卒業後の進路ですが、一部では上述のとおりサポートを受けている豊田自動織器の女子陸上競技部が有力ではないかと言われているようです。
【#クイーンズ駅伝】
◆チーム紹介:#豊田自動織機
『予選を1位通過、昨季の雪辱を果たす』
昨年は優勝候補ながら第1中継所オーバーゾーンで失格。悔しさを胸に今年の #プリンセス駅伝 では優勝。#福田有以、#林田みさき、#籔下明音 といった中心選手の活躍で上位を目指す#TBS #女子駅伝日本一 pic.twitter.com/abNhIKmIGB— TBSテレビ陸上 (@tbsrikujou) 2017年11月24日
同陸上競技部は2001年の創部で、部員数は11人(2019年6月現在)、2015年の第35回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会では2位となる実績を残している強いチームです。
田中選手の2年後の決断に注目ですね!
田中希実の同志社大学での実績は?
実は、同志社大学では田中選手は陸上を行ってはいません。
田中選手は上記にも書いた通り駅伝中心となる大学や実業団を避け、個人でトラックで戦いたいという本人の強い希望により同志社大学に進学し、トラックで戦うことを選びました。
彼女自身西脇工業大学ではエース区間の1区(8km)を走るためにこの距離に対してかなりの練習を積んできたのだと思います。
引用:https://twitter.com/joqrpr/status/1028212478981730306
しかし、トラック種目では1500m、5000m、10000mという種目しかないので、トラックに最大限還元できる距離を練習はできていなかったのかもしれません。
そして実際に同志社大学に進学後一年でトラックで持っていたベスト記録をすべて更新しました。
★田中希実選手の記録★
800m 2分07秒28
1500m 4分13秒68
3000m 8分54秒01
5000m 15分15秒80
自分自身で考え、他の選手とは違う進路を選んだ田中選手は、まさに茨の道を進んだと言えるでしょう。
田中希実の母親も陸上選手!?
田中希実選手の母親も実は陸上選手であり、なんと北海道マラソンでは2度の優勝を誇っています。
引用:http://mnmnsmnmmry.blogspot.com/2018/08/blog-post_28.html
これがどれほどすごいことかというと、現在ではmgcシリーズの一つとして数えられているほどのメジャー大会で2度も勝っているという偉業なんです。
mgcシリーズというのは、東京オリンピック代表選考レースに出場するための権利を得るための大会で、このmgcシリーズの大会で結果を残さなければ東京オリンピックの日本人代表選手になることはありません。
そして、mgcシリーズのマラソン大会がいくつあるかというと、なんと女子は4大会しかありません。(北海道マラソン、さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソン)
つまり、日本女子陸上マラソン界の中でもかなりトップレベルの大会であることがわかります。
このような大会で結果を残している田中希実選手の母親、田中千洋さんもトップランナーであることがわかりますね。
引用:http://www.asahi.com/gallery/kobe-marathon/36.html
また父親の田中健智(かつとし)さんも、日本トップクラスの市民ランナーでありました。
ご両親からの陸上競技に関する指導も幼い頃からあったと思われます。
適切な指導をしていたからこそ今の田中希実選手があると言ってもよさそうですね!
まとめ
田中希実選手についてご紹介しました。
トラック中心で戦うためにあえて大学の陸上部には所属せず、クラブチーム中心の競技活動を選択するなど、他の選手よりもかなり見ている世界が違う印象です。
引用:https://4years.asahi.com/article/12174746
また、トラックで戦っていく上で、世界を知るために日本クロスカントリーに参戦し、見事日本人一位となり、世界クロスカントリーに参加。
世界との差を痛感することにより、将来の為に貴重な経験をして帰ってきました。
自ら茨の道を歩み続け、将来のオリンピック金メダリストを目指す田中希実選手の、ゴーイングマイウェイを見守っていきたいと思います。