MGCの女子オリンピック代表2枠を予想!出場選手や辞退者は?コースの特徴は?

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東京オリンピックが近づいてきましたね~!

そしていよいよ9月に、マラソン日本代表選手選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が開催されます!

こうした選考レースによってオリンピック代表を決めるのは史上初の試みということで、注目度はグングン上昇中。

さて、今回は「女子」選手に絞ってMGCを全解説していきます!

出場選手12名のサバイバルレースで代表2枠を勝ち取るのははたして誰か!?




MGCとは?

2020年東京オリンピックのマラソン日本代表枠は男女共に3名ずつです。

このうちの2名を決定するのがMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)と名付けられた選考レースです。

引用:http://www.mgc42195.jp/

こうした選考レースによって代表選手を決定するのは史上初の試み

これは、過去、オリンピックの代表を選ぶ際に、日本陸連の選考方法の不透明さが何度も問題になってきた経緯があると考えていいでしょう。

選考レースの結果が代表選手の決定にダイレクトに影響するのなら、これほど分かりやすく、誰もが納得する決め方はないですよね。

こうした公平性や選手の調整のしやすさから、現場の指導者たちもMGCの創設をポジティブに捉えているとのことです。

<MGCシリーズ>

しかし、東京オリンピックを目指す選手が誰でもMGCに出られるワケではありません!

MGCにも出場できる条件が設定されています。

それは「MGCシリーズ」で、一定の条件をクリアすること。

引用:https://www.jaaf.or.jp/news/article/11152/?player=82

MGCシリーズとは、言わばMGCの予選のようなもので、開催期間は2017年夏から2019年春まで(2017-2018シリーズ、2018-2019シリーズ)。

MGCシリーズに指定された女子の国内主要レースは以下の通りです。

・北海道マラソン

・さいたま国際マラソン

・大阪国際女子マラソン

・名古屋ウィメンズマラソン

※2シーズン分なので、各2回ずつ

これらのレースで、レースごとに設定された順位とタイムをクリアすると、晴れてMGC出場となります。

他、もしもMGCシリーズで条件を満たせなかった場合でも「ワイルドカード」というシステムによって出場枠を得られるチャンスがあります。

引用:http://www.mgc42195.jp/mgc/

このように2017年の夏から代表選考は始まり、2019年6月に女子のMGCファイナリスト12名が発表されました。

<MGC>

さて、選ばれし女子12名(男子は21名)が出場するMGCは2019年9月15日に開催されます。

引用:http://www.mgc42195.jp/gallery/

<MGC 開催日時>

2019年9月15日(日)

8 時50 分 男子マラソンスタート/9 時10 分 女子マラソンスタート

気になる、代表選手の選考方法ですが…

(1)MGC優勝者

(2)MGC2位又は3位の競技者の内「MGC派遣設定記録」を突破したMGC最上位の競技者

(3)選考基準(2)を充たす競技者がいない場合、MGC2位の競技者

(1)が一番分かりやすいですね。

優勝すれば、文句ナシで代表に内定です。

ちょっとややこしいのが、2位と3位。

「MGC派遣設定記録」というのが女子の場合2時間21分00秒と設定されているので、もしMGC2位の選手ではなく3位の選手がこのタイムを持っていたら3位の選手が代表になるよ~ということなんです。

引用:http://marasoku.info/archives/17465907.html

しかし、このタイム、過去に3人しか上回ったことがありません。

かなり厳しめの設定ですので、現実的にはMGC2位の選手が優勝者に続いて代表内定となるでしょう。

<MGCファイナルチャレンジ>

冒頭で「東京オリンピックのマラソン日本代表枠は男女3名ずつ」とお伝えしましたが、MGCで決まるのは2名。

残りの1名はというと、MGC終了後の2019年冬~2020春に実施されるMGCファイナルチャレンジで決まります。

引用:https://shabonyukuro.com/marathon_mgc/

女子の場合、対象競技会は以下の通り。

・さいたま国際マラソン

・大阪国際女子マラソン

・名古屋ウィメンズマラソン

これらのレースで「MGCファイナルチャレンジ派遣設定記録」である2時間22分22秒を突破し、なおかつ3つのレースで最速のタイムを記録した選手が3人目の代表内定者となります。

もし、上記の条件を満たす選手がいなければ、9月のMGCにおいて2位または3位で代表枠入りしなかった方の選手が選ばれます。

MGC女子出場選手12名は誰?

引用:http://www.mgc42195.jp/

○前田穂南(天満屋)→女子ファイナリスト第1号

自己ベスト:2:23:48/出場権を獲得した大会と記録:北海道マラソン2017 1位(2:28:48)

○松田瑞生(ダイハツ)

自己ベスト:2:22:23/出場権を獲得した大会と記録:第37回大阪国際女子マラソン 1位(2:22:44)

○安藤友香(ワコール)

自己ベスト:2:21:36/出場権を獲得した大会と記録:第37回大阪国際女子マラソン 3位(2:27:37)

○関根花観(日本郵政グループ)

自己ベスト:2:23:07/出場権を獲得した大会と記録:名古屋ウィメンズマラソン2018 日本人1位(2:23:07)

○岩出玲亜(アンダーアーマー)

自己ベスト:2:23:52/出場権を獲得した大会と記録:名古屋ウィメンズマラソン2018 日本人2位(2:26:28)

○野上恵子(十八銀行)

自己ベスト:2:26:33/出場権を獲得した大会と記録:名古屋ウィメンズマラソン2018 日本人3位(2:26:33)

○鈴木亜由子(日本郵政グループ)

自己ベスト:2:28:32/出場権を獲得した大会と記録:北海道マラソン2018 1位(2:28:32)

○小原怜(天満屋)

自己ベスト:2:23:20/出場権を獲得した大会と記録:名古屋ウィメンズマラソン2018 日本人5位(2:27:44)、第45回ベルリン・マラソン 10位(2:27:29)※ワイルドカード(1.ii.)

○福士佳代子(ワコール)

自己ベスト:2:22:17/出場権を獲得した大会と記録:名古屋ウィメンズマラソン2019 日本人2位(2:24:09)

○上原美幸(第一生命グループ)

自己ベスト:2:24:19/出場権を獲得した大会と記録:名古屋ウィメンズマラソン2019 日本人3位(2:24:19)

○前田彩里(ダイハツ)

自己ベスト:2:22:48/出場権を獲得した大会と記録:名古屋ウィメンズマラソン2019 日本人4位(2:25:25)

○一山麻緒(ワコール)

自己ベスト:2:24:33/出場権を獲得した大会と記録:東京マラソン2019 日本人1位(2:24:33)、ロンドンマラソン2019 15位(2:27:27)※ワイルドカード(1.ii.)

MGCの辞退者もいる?

女子はMGCへの出場権を得た選手が15名いましたが、3名辞退しました。

引用:http://www.mgc42195.jp/finalist/

MGCと同時期に開催される世界陸上ドーハ大会女子マラソン日本代表選出のためです。

・中野円香(ノーリツ)

・谷本観月(天満屋)

・池満綾乃(鹿児島銀行)

MGCのコースの特徴は?

明治神宮外苑発着(日本陸上競技連盟公認コース)

明治神宮外苑いちょう並木~四ツ谷~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門~銀座~芝公園~日本橋~二重橋前~神保町~飯田橋~四ツ谷~明治神宮外苑いちょう並木

※公式サイトより

引用:https://youtu.be/7DMls967bYM

このコースは言わば「模擬オリンピック」です。

スタートとフィニッシュが神宮外苑か新国立競技場かの違いのみで、それ以外は東京オリンピックのマラソンのコースと同じになる予定です。

瀬古利彦日本陸連強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、勝負のポイントとして「36kmからの2つの坂」を挙げています。

引用:https://www.iza.ne.jp/kiji/sports/photos/181221/spo18122109540016-p2.html

コース終盤の36kmから41kmまで続く、高低差最大30mの坂がこのコースの最大の特徴で、かつ最大の見どころと言えるでしょう!

MGCの女子オリンピック代表2枠をずばり予想!

ずばっと大本命は松田瑞生選手(ダイハツ)です。

引用:http://www.mgc42195.jp/finalist/profile/mizuki_matsuda/

松田選手は2時間22分台を2度も出していますので、安定感バツグン。

日本選手権10000メートルでは、2017・2018年と連覇も達成しています。

鍛え上げられたスーパーボディが話題で「なにわの腹筋女王」という愛称も。

自己ベストの2時間22分23秒は、女子マラソン日本歴代9位というタイムです。

そして、松田選手に続いて注目度が高いのが鈴木亜由子選手(日本郵政グループ)

引用:http://www.mgc42195.jp/finalist/profile/ayuko_suzuki/

マラソンデビューとなった2018年の北海道マラソンでは、初マラソンながら初優勝を飾りました。

マラソン経験はまだまだ浅いものの、スピードはもちろん、耐暑能力の高さが買われています。

優勝争いに絡んでくることは間違いないでしょう。

また、ベテランの福士佳代子選手(ワコール)からも目が離せません。

引用:http://www.mgc42195.jp/finalist/profile/kayoko_fukushi/

どんな駆け引きで勝負を仕掛けてくるのか、気になりますね。

まとめ

優勝すれば日本代表という、前代未聞のサバイバルレース。

引用:http://www.mgc42195.jp/

ドラマチックな展開になるであろうことは容易に予想できます。

9月15日、スタートの号砲が待ち遠しいです!




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