老後資金をシュミレーションしよう!老後期間と年金制度の未来像がポイントです。

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こんにちは。らいふれんどです!

今日は、”人生の3大資金”の3つ目 「老後資金」について見ていきます。

前回と前々回の投稿で、住宅ローン(資金)と教育費(資金)について見てきましたが、この2つの資金については、そもそも全ての人に当てはまるものではありませんよね。

住宅については、親所有の不動産を譲り受けたり、一生賃貸という考え方もあることは前々回の投稿で書いたとおりです。

関連投稿>>「FP資格が役立つ訳。 ”人生の3大資金”「住宅資金」を知る!」 

関連投稿>>「教育資金ってこんなにかかるの?! FP資格を役立てよう!」 

また、教育費(資金)については、そもそも生涯独身の方であったり、子供さんのいないご夫婦にとっては、基本的に関係ないわけです。

ところが、老後はどうでしょうか?

これは、もちろん全ての人に当てはまりますよね!

西洋アニメにあるような不老不死の薬でもあれば別なんでしょうがW

ということで、今回の記事を閲覧して頂いている方全員が他人事ではありませんので、是非、気合いを入れて読んでみてくださいね!

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老後資金って総額いくら必要なの!?

老後期間と毎月必要となる生活費から見ていきます。

老後期間って何年あるの?

まず、老後資金が必要となる”老後”というものが何歳から始まるのか?

ここでは、代表的な例として、60歳定年制度のある企業で正社員として働く会社員の方について見ていきたいと思います。

現在は、高齢者雇用安定法という法律で、企業が社員を雇用する場合は65歳までの継続雇用が義務づけられています。

(この継続雇用義務は、①65歳までの定年延長、②継続再雇用制度の導入、③定年制度の廃止、のいずれかの措置をとることとされていますので、多くの企業がを選択しています。)

そこで、概ね老後のスタート65歳以降ということになります。

(現代の65歳は皆お若くて、外見的に老後というのは早い気もしますが、、)

そして老後期間ですが、「人生100年」といわれる現代の超高齢化社会です。

100-65で、なんと35年という長い長い期間となるのです!

(あまたの書籍、ブログ等では、人生90年として試算されておられるケースが多いですが、当サイトでは100年とします。あと10年もすれば、100年で試算することが一般的になっていると思いますので、、)

夫婦2人で1か月に必要な生活費はいくら?

こちらも代表的なところで、夫婦2人について見ていきます。

生命保険文化センターという公益財団法人が、2016年に国民の意識調査を行われていますが、回答結果の平均値として、

老後の最低日常生活費 = 22万円/1月

ゆとりある老後生活費 = 34.9万円/1月

となっています。

公益財団法人 生命保険文化センターHPにリンク

ゆとりある生活の為には、最低日常生活費にプラスして、12.8万円/1月ということなんですね。

ゆとりある生活の内訳として、旅行やレジャー、身内との付き合い、趣味や教養、日常生活の充実などがあげられています。

ちなみに、この数字は回答結果の平均値ですので、現役世代の生活水準によって自身が感じる金額は違ってきますよね、、

例えば、平成バブル期に、大企業でこの世の春を謳歌していた方たちなどにとってのゆとりある生活は平均値よりもっと上なんでしょうから。。

したがって老後資金として必要な総額は

老後の最低日常生活費 22万円×12か月×35年=9,240万円

ゆとりある老後生活費 34.9万円×12か月×35年=1億4,658万円

ということで、

ミニマム9,240万円 ~ MAX1億4,658万円 の幅となります!

老後の基本収入 年金制度の未来像は?

今現在、年金の支給開始年齢が段階的に引きあげられていますよね。

一昔前は60歳から支給されていたものが、生年月日に応じて段階的に引き上げられ、男性であれば昭和41年4月2日生まれ、女性であれば5年遅れの昭和46年4月2日生まれ以降の方については完全に65歳からの支給となります。

つまり、上述の高齢者雇用安定法による65歳までの雇用義務は、この年金支給開始年齢に合わせたものなんですね。

ところが、近い将来、この支給開始年齢がさらに引き上げられ、68歳支給開始となることがかなり現実的になってきています。(※2011年に政府案として公表されましたが、「100年安心」と聞かされていた国民の反発が相当強かった為議論が封印されています)

我が国の年金制度は、「世代間扶養」という仕組みをとっています。

これは、現役世代が納める年金保険料を積み立てるのではなく、そのまま、年金受給者に支給するという方法です。この制度が始まった1961年は、現役世代11人で1人の年金受給者を支えていたんです。

ところが、急速に少子高齢化が進んだ現代では2.5人が1人を、そして2023年あたりからは2人以下で1人をささえる状況となります。

この状況で現在の支給開始年齢を維持することは到底困難となるんですね。

ちなみに、我が国より平均寿命が3~6歳も若いアメリカ、イギリス、ドイツなどの先進国は既に支給開始年齢を68歳に引き上げています。

老後の生活費ー年金受給額+(60歳~年金支給開始年齢までの年収減額分考慮)が基本貯蓄額!

ということで、おわかりか思いますが、老後資金として必要となる基本的なお金の額は、表題のとおり、

老後の生活費(9,240万~1億4,658万円)から年金受給額を差し引き、さらに、60歳定年後再雇用された後の年金支給開始年齢までの年収減額分も考慮、ということになります。

あくまで1例ですが、夫婦同い年で、双方65歳から年金支給開始として設定し、

旦那さんの60歳定年時の年収が800万円、定年再雇用後の年収が300万円(決して大げさではなく、大企業でも、定年再雇用後は契約社員で時給1,300円程度となるケースは多いです)②奥様が5年の会社員生活を経て、結婚後は専業主婦

とした場合、65歳から受け取れる年金が2人で月に25万円程度でしょうか。100歳までの35年で受け取れる税引前年金は、25万円×12月×35年=1億500万円となります。

この夫婦が100歳まで「ゆとりある老後生活」を送りたいと考えたとすれば、

1億4,658万円ー税引後年金収入概算1億円+(定年後年収減額分500万円×5年=2,500万円)= 7,158万円

となります。どうでしょうか、イメージが湧いたでしょうか?

但し、年金支給開始年齢が68歳となった場合は、また計算式が変わり、

1億3,401万円ー9,200万円+4,000万円=8,201万円となります。

但し、これは高齢者雇用安定法が改正され、継続雇用義務が68歳まで延長された場合の話です。もし、変更されなければ、まるまる3年分の生活費が別に必要となります。まあ、法律の趣旨からして間違いなく改正されるとは思いますが、企業経営の観点からも更に収入は下がると考えておかなければなりませんね。

実際は、持家の修繕費など不慮の出費もありますし、一生賃貸を選ばれた方はもちろん家賃も必要ですよね。その点もプラスして考えておく必要がありますね。

まとめ

いやー、書いていて、自分自身の背中に冷や汗が滲んできました。

8,000万円ものお金どうやったら貯まるの!?と思いますよね、、

もちろん、この中には、退職金も含まれますが、例えば大卒後35年無難に勤め上げた方の相場が2,000~2,300万円(参考 日本経団連調査)。足りない分のほうがはるかに大きい金額なんです。

では、とうするか?もちろん、親から資産譲渡されたり、相続財産が入ることもあるでしょうが、大原則は、きちんと仕事をして計画的に毎月コツコツと貯蓄をすることです。

その他、株や不動産などの投資もある程度は要になろうかと思いますよね。

そして、最近は、「将来の年金なんかあてになんない」ということで、国民年金保険料を払わない若者も多いようですが、その場合、上述の計算式から、年金受給額を差し引けなくなり、さらなる大金が必要になります。

支給開始年齢が遅くなったり、支給額自体が減額される可能性はありますが、年金制度そのものがなくなるなんてことはけしてありません!

だから、保険料未払いなんかやめて、しっかりと保険料を納めておきましょう!

”人生の3大資金”にまつわり3回にわたって記事を書いてきましたが、まとまった資金として人生に必要となるのは、老後資金だけではなく、住宅資金と教育資金もあるわけです。

特に、晩婚化により教育資金と老後資金の準備を並行して行う必要に迫られる人が相当増えてきました。

もう、そうなると必要なお金の額は天井が見えず、わけわかんなくなっちゃいますよね、、

断っておきますが、この記事は、当サイトを訪問頂いた方をビビらせる為に書いているわけではありません(念のため)。

あくまでも、現実を知り、可能な限り早いうちから準備をしておくことが大事だということを言いたいわけです。

ご理解頂けますよね。

最後に、3回にわたってお金にまつわる記事を書いてきて言うのもなんですが、書いた本人のこの私は、この資格試験の勉強をするまで、お金の将来設計なんかまるで無頓着でした。(ケセラセラ派でしたから 笑)

ところが、資格を取得したとたん、たちまちこのようなブログ記事を書いているわけです。

そして、現時点で足りない資金を作る為、FP知識をフルに活用し、現在では投資にも手を伸ばしています。

まさにFP資格の神髄ここにありですね!

みなさんも、是非、このFP資格を取得して、人生を乗り切っていく武器としていただければと思います。

では、このへんで。




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