今回はマラソンの前田彩里(まえださいり)選手のご紹介です。
昨年の2018年に同じ陸上の窪田忍選手とご結婚されたばかり。
プライベートも充実する中、先の東京オリンピック代表枠を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)では残念ながら代表権を獲得することはできませんでしたが、これから行われるMGCファイナルで、残り1枠に入れるかが注目されています。
亡き父との約束「オリンピック出場」を東京の舞台で果たすことができるか?
前田彩里選手の現在に迫ってみました!
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この記事で綴られていること
前田彩里のプロフィールと現在までの経歴
引用:https://www.daihatsu-trackandfield.jp/member/sairimaeda/
氏名 : 前田彩里(まえだ さいり)
生年月日 : 1991年11月7日
出身地 : 熊本県菊池郡大津町
身長 : 160cm
体重 : 45kg
高校 : 熊本信愛女学院高校
大学 : 佛教大学
所属 : ダイハツ
陸上一家に生まれた前田選手。
家族の影響で幼い頃から走っていて、熊本信愛女学院高校では2、3年生の時にインターハイ女子3000mに出場します(結果は予選敗退)。
佛教大学に進学してからは全日本大学女子駅伝に4年連続で出場し、1年の時に5区を走って佛教大学の2連覇に貢献。4年時には、大阪国際女子マラソンで初マラソンを走り、2時間26分46秒で3位に入り、当時の日本女子学生記録を更新します。
2014年にダイハツ入社。2015年の名古屋ウィメンズマラソンでは15km過ぎの給水所で転倒があったものの、2時間22分48秒で日本人1位(総合2位)で世界選手権マラソン日本代表に選出。同年、北京で開催された世界選手権に出場します(結果は13位)。
その後は故障の影響で低迷し、2018年の名古屋ウィメンズマラソンで2年7カ月ぶりのフルマラソンを走り競技に復帰します。その後もなかなか低迷から脱せずに、同年の北海道マラソンでもMGC資格を逃すものの、2019年の名古屋ウィメンズマラソンで2時間25分25秒、日本人4位で見事にMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場資格を獲得。
現在は、故障で代表入りがならなかったリオデジャネイロ五輪の忘れ物を東京で取りにいく為、MGCファイナルでの東京オリンピック代表残り1枠を目指し調整に励んでいます。
前田彩里の結婚相手窪田忍とは?2人の関係は?
2018年の12月に、前田彩里選手と窪田忍選手(トヨタ自動車)の結婚(同年4月)が発表されました。
窪田選手は前田選手と同学年です。
駒澤大学では箱根駅伝で活躍して2年連続で区間賞獲得し、3年生の時にびわ湖毎日マラソンで初マラソンを走っています。
大学卒業後はトヨタ自動車に入社しますが、前田選手同様故障に苦しめられ、マラソン復帰が入社から4年後の2018年のびわ湖毎日マラソンです。
その1週間後に前田選手が名古屋ウィメンズマラソンで復帰したのだから何というめぐり合わせでしょうか。
交際を始めたのが2015年頃だそうで、前田選手がダイハツの地元の大阪国際を走ったのは大学4年の時の1度のみで、窪田選手の所属先であるトヨタ自動車の地元名古屋は3度も走っています。
そうなると名古屋を走る理由がそれにあったのかと勘ぐってしまいますねw。
前田彩里と父との約束とは?
前田家は陸上一家
前田彩里選手のご家族は全員が陸上選手だと言うのはご存じでしょうか?
父親の節夫さんは実業団の本田技研熊本で陸上選手をされていて、現役時代のベストタイムは1987年のびわ湖毎日マラソンで出した2時間13分54秒(10位)。
引退後はチームの監督も務められていました。
母親の淳子さんも元実業団選手で、今でも市民ランナーとして走り続けている走歴40年にもなるベテランの現役ランナーで、フルマラソンは40回以上の完走実績があります。
引用:http://irodori-terrace.com/athletelibrary/1554/
2001年の大阪国際女子マラソンで2時間44分21秒のベストタイム。前田彩里選手が初マラソンを走った2014年の大阪国際女子マラソンでは2時間55分24秒のサブスリーで完走し、親子のマラソンのギネス記録を更新。
そして56歳で走った今年の名古屋ウィメンズマラソンを3時間9分8秒で完走しています。
2歳上の姉の祐佳さんも福岡大学で陸上をしていて、現在は前田彩里選手の母校佛教大学でコーチをしています。
以上のことから分かる通り、前田選手はまさに陸上競技のサラブレッドと言えますね。
父との約束!MGCでオリンピック代表枠獲得を目指す!
2013年8月、前田彩里選手が佛教大学4年の時に、父親の節夫さんが舌癌の為、54歳の若さで他界。
亡くなる前に節夫さんが彩里さんに言った言葉が
「オリンピックに出て欲しい」
でした。
前田選手はその言葉を胸に、2015年の名古屋ウィメンズマラソンで、給水所での転倒があったものの、日本人1位となります。
引用:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/09/gazo/G20150309009942410.html
実は、その転倒で左手首を骨折していたとのこと。前田選手は、「父との約束がなければ絶対走りきれなかった」とコメントしています。
残念ながらその後、故障で低迷しリオデジャネイロ五輪出場はかないませんでしたが、父節夫さんの言葉を胸に、MGCファイナルで東京オリンピック出場枠獲得を目指しています。
母を見て復活を期す
前田彩里選手の母親の淳子さんは56歳になる現在でも国際マラソン資格を持つベテランランナーです。
引用:http://akatsuki18.hatenablog.com/entry/2015/07/20/220127
前田選手のマラソンは常に母親の淳子さんが一緒だと言っても過言ではありません。前田選手が最初に大会に出場したのが、5歳の頃で淳子さんと一緒に走っていたそうです。
今でも前田選手が熊本に帰省した時には淳子さんと一緒に走っているそうですし、昨年の北海道マラソンの翌日の朝は豊平川で一緒に走っていたようです。長い間走り続けている母親を見ているからこそ、故障があっても復活を期していることでしょう。
前田彩里の現在。MGCファイナルでの勝算は?
さて、現在の前田選手です。
今年の名古屋ウィメンズマラソンで見事に勝ち取った2019年9月のMGC本戦ですが、残念ながら2枠にはいることはできず、オリンピック代表権を獲得することはできませんでした。
見事MGC出場権獲得とは言え、名古屋の結果が総合10位(日本人4位)では、確かにMGCで2位に入ることを考えれば少々物足りなかったことは否めません。
しかしながら、前田選手はまだまだ復活途上。
東京オリンピックの女子マラソンは真夏の暑さの中8月2日に行われます。
暑さ対策については、世界選手権での経験や昨年の北海道マラソンでも経験済ですので、その意味では、代表権が獲得できれば、本戦のオリンピックでのメダル獲得も期待できるのではないでしょうか。
その代表権ですが、残り1枠を賭けた「MGCファイナル」がこれから春先にかけて行われ、既に代表権を獲得している前田穂南選手と鈴木亜由子選手に次ぐ3人目の選手が決まることになっています。
前田選手もその3人目の候補者の1人として、現在は調整に励んでおられるとのこと。
是非とも朗報を期待したいですね。
まとめ
大阪国際女子マラソンでの衝撃的なマラソンデビューから早くも5年。
ベテランの域に入りつつある前田選手ですが、あの衝撃的な走りや名古屋で見せた粘りの走りを、是非とも東京オリンピックという大舞台で見たいですね。
引用:https://www.sankei.com/sports/news/190329/spo1903290022-n1.html
結婚もされて女性としてのプライベートも充実されています。
東京オリンピック出場を大きな財産として、これからも幸せな家庭を築いていって頂きたいですね。
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