今回は陸上女子中距離界のホープ卜部蘭(うらべらん)選手のご紹介です。
2019年6月の日本選手権において主戦の1500m続きを4’15”79で制すと、最終日の800mも今季日本人最高タイムとなる2’02”74の好記録での優勝を果たし、中距離の2冠を達成して話題になっています。
なんでもご両親も陸上競技の経験者で、陸上一家のサラブレッドだとか。
そんな卜部選手の高校、大学での記録や、身長・年齢等のwikiについても徹底調査してみました!
この記事で綴られていること
卜部蘭がかわいい!画像はこちら!
かわいいという声の多い、卜部さんの画像を集めてきました。
こちらは日本選手権を優勝し、花束を貰った直後の写真です。
笑顔はよく見られますが、ここまで嬉しそうに笑っている写真は貴重かもしれません。よほど嬉しかったのでしょう。
引用:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201906300000704.html
こちらは現在所属している、元800m日本記録保持者の横田真人さんがコーチを務めているNIKE TOKYO TCとのメンバーでの写真です。爽やかな表情ですね。
横田組集合写真!
inカタール!!#私だけ決めポーズ#そのように仕組まれたものです#チームではそのようなポジションで#やらせて頂いております#アジア選手権 pic.twitter.com/vNvsprONuf— 卜部蘭 (Ran Urabe) (@ranrun0616) 2019年4月19日
引用:https://twitter.com/ranrun0616/status/1119129865788149760
ちなみに、卜部さんはチーム内で1人だけ決めポーズを取ったいりして、チーム内では笑いを誘うようなポジションとしても活躍?をしているとのことです。
ディズニーシーアナウンスのものまねでお馴染みの超新塾アイクぬわらさんに偶然遭遇!!感動。写真撮って下さりありがとうございましたっ!! pic.twitter.com/Y0LYDlRLjl
— 卜部蘭 (Ran Urabe) (@ranrun0616) 2018年1月9日
こちらは、超新塾アイクぬわらさんとのショットですね。アップでかわいいですね!
いずれの写真からもわかるように、卜部さんはとても目が大きくパッチリとしています。かわいいという声が多いのも納得できますね。
卜部蘭の両親も陸上選手!?弟も現役競技者の陸上一家!
卜部さんのご家族は両親や弟も陸上競技をされていて、一家で陸上競技に関わっています。
卜部さんまさに陸上競技界のサラブレッドと言っても良いでしょう。
しかも、ただ関わっているだけでなく、家族全員が素晴らしい実績を残しています。
お父様の昌次さんは中央大学経済学部に在学中に2度箱根駅伝にも出場し、2年時の1986年(第62回)大会で1区13位、4年時の1988年(第64回)大会で10区8位という成績を残し、いずれの大会でもチームのシード権獲得に貢献しています。
引用:http://www.hozenrikujou.jp/othermenu_0+index.htm
現在は自身の出身校である、全国高校駅伝にも15回の出場を誇る、東京都の強豪校の1つ、保善高校で陸上競技部の中長距離・駅伝の監督を務めると共に、東京都高等学校体育連盟陸上競技部の強化委員でもあります。
また、弟の和喜さんは現在、東京経済大学陸上競技部の3年生で、蘭さんと同じ中距離を専門としていて、2019年の関東インカレにも800mと1500mで出場を果たし、1500mでは決勝にも進出して9位という成績を残しました。
そして、お母様の母の由紀子さん(旧姓田島)は、かつて日本選手権の1500mで2位に2回、3位に1回という実績を持つ、日本全体で見てもトップランナーでした。
昨年2018年の日本選手権では蘭さんも2位、優勝した競技者との差は0”20という僅差でした。1500mでこのタイム差はほんの僅かな差で、胸の差で負けたお母様は昨年の結果に自分のことと重ね合わせるようにした涙を流したと言います。
引用:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/07/01/kiji/20190701s00056000107000c.html
そういったことから考えれば、2019年の日本選手権の優勝は母子ともに悲願だった目標を叶えたと言って良いでしょう。
スポーツの世界では、「親が偉大すぎると、その子供は親を超えることができない」という言葉もありますが、卜部さんは既に親を超えてしまっています。
卜部蘭の高校時代の記録や成績は?
卜部さんは中学時代から数々の実績を残しておりましたが、進学した高校は白梅学園高校でした。
引用:https://www.school-data.com/school_info/school.php/sc=133078?sc=133078
ここで1年生の時から東京都高校総体で800mで2位、1500mで6位に入り、両種目で南関東大会出場、800mは南関東大会でも6位に入り、インターハイにも出場をしました。
そして、この年の秋に行われた山口国体では1500mに出場し、当時の東京都高校記録を更新する、4’21”66という記録で走り、大きく注目を集めました。
引用:http://www.tokyokotairenrikujo.jp/kyouka/kyouka2012.html
翌2年時はインターハイ路線は1500mに絞り、東京都高校総体を優勝、南関東大会2位の実績でインターハイに出場すると、そのインターハイでは予選で4’21”22、決勝で4’20”44と自身の持つ東京都高校記録を2日間連続で更新する素晴らしい走りを見せました。
この年は秋の岐阜国体は800mで出場し、6位入賞という結果を残しています。
3年時には、東京都高校総体は800mと1500mの2冠、そして、1500mでは4’19”20とまたしても、自身の持つ高校記録を更新、南関東大会でも800mで6位、1500mで2位と2種目で入賞し、見事にインターハイに出場しました。
インターハイでは800mで4位入賞、1500mでは9位ながら4’18”30と、またしても東京都高校記録を更新しました。尚、この記録は今も東京都高校記録として残っております。
秋には地元開催となった東京国体の800mで5位に入賞すると、10月の日本ジュニア選手権の800mで、ラスト10mで先頭に立つと、大学生を抑えて、見事に全国規模の大会での優勝を果たしました。
卜部蘭の大学時代の記録や成績は?母娘2代で日本インカレ制覇の快挙!
高校卒業後の進学先として卜部さんが選んだのは東京学芸大学でした。
この大学は、そこまで陸上競技に力を入れている大学ではありませんでしたが、女子800mに関しては、昔から得意としており、現在の日本記録保持者の佐藤美保(旧姓・杉森)さんや、前日本学生記録保持者の西村美樹さんも東京学芸大学の出身です。
引用:https://www.scoopnest.com/ja/user/iuauj/772334113797709824
そのようなこともあり、期待をされての入学となるところでしたが、入学直前の3月に高校での練習で左脚の腓骨に疲労骨折を起こし、入学早々走ることはままならない状況で、大学生活はスタートしました。
当時は毎日が「補強運動」「バイクこぎ」「水泳」の繰り返しで、出場資格があった関東インカレも、日本選手権も出られず、大学デビュー戦は、入学後4ヶ月が経過した2014年8月9日の「全国教育系大学対校」の1500mでした。
ここで何とか優勝は果たすも、タイムは4’55”97。高校3年時の自己ベストからは、距離にして200mもの差がある計算でした。
しかし、ここから一気に復活ルートを歩み、約1ヶ月後の日本インカレでは6位に入賞するまでに復活しました。
そして、翌年の2015年には日本学生個人選手権の800mで圧勝すると、9月の日本インカレでは同じ大学の山田はなさんに次ぐ、2位に入り、東京学芸大学勢でのワン・ツー・フィニッシュを決めました。
そして、3年時の2016年シーズン、この年は春先に貧血、夏場には原因不明の腹痛に苦しみましたが、秋に向けて調子を上げ、見事に日本インカレの800mにて優勝を果たしました。
昨日まで行われていた全日本インカレ。1500mで2位、800mで優勝する事ができました。様々な場面でサポートしていただき、沢山の応援に後押しされて駆け抜けられた3日間。本当に本当にありがとうございました! pic.twitter.com/RTlnkiH4v5
— 卜部蘭 (Ran Urabe) (@ranrun0616) 2016年9月4日
引用:https://twitter.com/ranrun0616/status/772556058799640576
尚、日本インカレは4年時には1500mでも優勝を果たしており、異なる種目で2年連続の優勝を遂げたことになります。
尚、日本インカレはお母様の由紀子さんも東京女子体育大学時代に1500mで優勝の経験があり、母娘2代での優勝という快挙になります。
卜部蘭の身長や年齢などのwikiは?
氏名 : 卜部欄(うらべらん)
生年月日 : 1995年6月1日
出身 : 東京都台東区
身長 : 非公表
体重 : 非公表
中学 : 新宿区立西戸山中学校
高校 : 白梅学園高校
大学 : 東京学芸大学
所属 : NIKE TOKYO TC
卜部さんは、東京都台東区の出身。
1995年6月1生まれで現在(2019/7)の年齢は24歳です。
引用:https://smaspo.jp/report20190119.html
尚、この世代には、日本人で100mで初めての9秒台を出した、日本生命の桐生祥秀さんや、今年の日本選手権の男子100mで2位のANAの小池祐貴さん、女子100mの高校記録保持者で今年の日本選手権で2位のJALの土井杏南さん、女子800mの日本学生記録保持者で日本選手権も2度制しているエディオンの北村夢さん等、トラック種目を中心に、日本のトップレベルの競技者が多くいる世代です。
身長は明らかにされておりませんが、他の競技者と比較してみると、明らかに高く、推定160cm台後半というところはないでしょうか?
こちらは日本選手権の1500mの表彰の際の写真ですが、右隣のエディオンの萩谷楓さんも決して低いわけではないのですが、卜部さんが明らかに高いのがよくわかります。
引用:https://twitter.com/jaaf_official/status/1144614993339412485/photo/1
身長もそうですが、足も長くてかっこいいですね。
まとめ 日本選手権2冠の今後に期待!
卜部欄さんについてご紹介させて頂きました。
2019年の日本選手権で800mと1500mを制覇し2冠に輝いたことは冒頭ご紹介したとおりですが、共に2019年に入ってから自己ベストを更新しており、先日の日本選手権では4日間のうちで4レース目となった800mで自己ベストを大きく更新し、日本歴代でも8位の記録を残しました。
*日本選手権*
800mと1500で
2冠する事ができました!!3日間の連戦でしたが、最後まで全力で駆け抜けられたのも、コーチやトレーナーさん、マネージャーさん、そして応援して下さった方々のおかげです。今回を通過点に、また精進していきたいと思います!!
本当にありがとうございました pic.twitter.com/w0bzTxTAvY
— 卜部蘭 (Ran Urabe) (@ranrun0616) 2019年6月30日
引用:https://twitter.com/ranrun0616/status/1145462062266515456
身長も高く、ストライドも他の競技者に比べて大きいため、中距離を走るに当たって、非常に有利であり、今後に大きな期待が持てる競技者と言えるでしょう。